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THE STARRY RIFT

ヴィジュアル系バンドや女性・男性アイドルについて気ままに駄弁るブログです。

女性アイドルとジャニーズ、ヴィジュアル系バンドでの、プロデュースというものの在り方の違い

他の記事でもさんざん書いておりますが、私はヴィジュアル系バンドにも女性アイドルグループにもジャニーズにも好きなバンド・グループがいます。それで、彼ら・彼女らを見ているうちに、それぞれプロデュースの在り方が違うのだなと感じる部分があったので、メモ代わりに残しておこうと思います。

 

女性アイドルは、どちらかというとお人形さん的?

ジャニーズをはじめとする男性アイドルに比べて、女性アイドルはコンセプトが明確であることが多いと思います。ご当地アイドルや「会いに行けるアイドル」「週末ヒロイン」などのグループのキャッチフレーズはわかりやすいですし、個人でキャッチフレーズを持っている人も多いです。

女性アイドル達は素直でとてもしなやかな感覚を持っているのだと思います。というのは、彼女達がプロデューサー(運営)側が作り出したいと思っているアイドルの形やファンの需要にとても敏感で、望まれる形を見事に体現している例が多いと感じるからです。それは彼女達の根底に、女性らしい「空気を読み、その空気に的確に対応できる」能力があるからではないでしょうか。

女性アイドルには「プロデューサー」的な立場の人が付いていることが多いと思います。「こんなアイドルグループを作ってみよう」という発起人がいて、最初からある程度「形」が決まっており、その「形」になれる女の子がアイドルなのだと思います。そして、その「形」は理想的な「女の子らしい女の子」的なイメージをデフォルメしたものなのかもしれません。

一方で、リアル世界においての「女の子らしい女の子」というものは現代社会では生き辛いので、もはやステージ上でしかそういうものを見られないのかもしれませんね。生き辛い理由は、男女ともに同等程度に働くことが当たり前になりつつあること、女性同士の牽制(笑)等々、色々な理由はあるかとは思います。リアル世界での「女の子らしい女の子」的な内面性は自重されるべき性質だと見なされているような雰囲気の中、それを最大限に発揮されて許されるのが唯一ステージの上の幻想世界であるような気がします*1

なんだか、文章が発散してしまいましたが……。

まとめとしては、プロデューサーやファンに期待にされる「形」へ応え続けるのが女性アイドルという在り方なのかなと考えています。


最初からガチガチに世界観を固めてから入る、自己プロデュースの力が問われるヴィジュアル系バンド

「プロデューサー」がいることが多い女性アイドルに対して、自己プロデュースの力が問われるのがヴィジュアル系バンドでしょう。

ある程度人気が出てくるとマネージメント事務所に所属したり、レコード会社とメジャー契約をしたりということはあるわけですが、それまでは自分自身でバンドを運営しなければなりません。それこそ、リリースやライブの調整、衣装の調達、プロモーション活動の方法なども自分達で決めなければならないわけです。

何より、自分達の世界観やコンセプトの構築、曲そのもののプロデュースも自分達で一から作り出さなければなりません。

ヴィジュアル系バンドには、ある種の中二病のようにガチガチに固まった世界観を初期から見せつけるバンドがほとんどです。彼らはヴィジュアル系のシーンやロックバンドとして生きることに惹かれて自分自身の意思で飛び込んできた人ばかりだと思うので、バンド結成時点で「どんなことをしたいのか」が明確なのだと思います。

ただ、自己プロデュースであるがゆえに、彼らは変化することも終わりになることも結構な頻度でありえるわけです。というのは、例えば、バンドマンが二十歳前後の頃に作る曲や世界観と、三十歳を超えて作るものが同じというわけにはいかないのでしょう。仮に、二十歳時代の曲調や世界観がファンに好かれていたとして、だとしても、もうそんなマインドでは曲を作れない、あるいは、作ったとしても自分にとってのリアルじゃないという気持ちがあるのではないかと推測します。

つまり、彼らのマインドの変化が活動に大きくフィードバックされる。そういったところが、プロデューサー等の別の人から枠や形が与えられるアイドルとの違いなのかなと考えます。

 

いきなりデビュー、それから徐々に自分の特性を見つけて自己プロデュースしていくジャニーズのアイドル達

対して、ジャニーズのアイドルについては、外の人からの「プロデュース」という面では、かなり放っておかれているようなイメージがあります。

「YOU、デビュー決まったから」と言われて、よく事態がつかめぬまま、次の日にはデビューの記者会見なイメージ。

ヴィジュアル系バンドが最初にガチガチに世界観を決めて、その後、周囲から刺激を受けながら変化していくのに対し、ジャニーズの人達はキャリアを重ねるごとに自分の得意分野を発掘し、それを自分の努力で深堀りしていく人が多いように思います。グループの色も、活動を経るごとにはっきり現れてくるのではないかと。

そういうジャニーズの方の自己プロデュース、特に個人活動についての自己プロデュースに関しては、例えば、NEWSの加藤君の小説執筆なんかはその最たるものではないかと思います*2。個人の仕事が減ったときに自分に何ができるのかを見つめ直した結果、「小説を書こう」と自分で決意してそれを継続しているのはすごいことだと思います。それが後輩の仕事にもつながっているわけですしね*3

V6もそうですよね。映画、舞台、ドラマ、ミュージカル、司会、グルメ、料理、バラエティー、手話などなど、ベースに六人での歌とダンスの活動はありつつ、各方面でご活躍されています。

(小さな声で……

でも、もっと六人一緒の活動を増やしてもいいんだよ! 例えば、20周年を記念して六人一緒に出るようなバラエティー番組を1クール限定でもやるとか、アメージパングの特別編で六人で日本のすごいところ探訪とか……。

そんなことを思っている中で、24時間テレビのパーソナリティーが決定! おめでとうございます! 実はHey! Say! JUMPも密かに気になっていたグループなので素直に嬉しいです。若い子との絡み具合を楽しみにしていますよ。でも、剛くんとか大丈夫なのかな……。健くんの方が子供だったらどうしよう……。坂本くん・長野くんは完全にお父さんなんじゃ……。いやいや、とても楽しみです。

でも、スケジュールが過密なようなので、無理はなさらないでほしいです。)

ジャニーズJr.という横並びのところから始まるが故に、ジャニーズの皆さんは最初に強みや差異を見せつけるのが難しい部分があるのかもしれません。けれども、次第にそのカラーを際立たせ、強みを見出し成長する姿をファンに見せてくれるのが彼らの在り方なのかなと考えています。

 

まとめ?

そんなわけで、三者三様の在り方を書いてみたわけですが、特に誰の在り方が素晴らしくて、誰の在り方が劣っているということではないのです。それぞれの世界で、それぞれの人達が試行錯誤し、努力し、頑張っている姿が素敵だなと思ったので、この記事を書いてみました。

もちろん、こんなつまらない記事には当てはまらない、様々な考え方や行動指針を持っている素敵なグループやバンドがそれぞれのシーンにいっぱいいるわけですし。

これからも素敵なグループやバンドに出会っていけたら、この世界を愛好するファンとして幸せだなと思っています。

*1:あと、いわゆる「オタサーの姫」問題とかも、もしかしたら普通の社会では生き辛い「女の子らしい女の子」の辿り着く先なのかもしれません

*2:加藤君だけじゃなく、NEWSの皆さんは非常に自己プロデュースがうまいと思いますが

*3:映画化決定おめでとうございます!