読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

THE STARRY RIFT

ヴィジュアル系バンドや女性・男性アイドルについて気ままに駄弁るブログです。

2015/4/25 THE VELVET主催[真夜中のサーカス 第十二怪]

THE VELVET主催イベント参戦のため、高田馬場AREAに行ってきました。5時くらいから9時半ぐらいまでの長丁場で少し疲れましたが、ステージをしっかりと堪能できました。

知らない参加バンドがいるなと思いつつ、特に調べずに行ってみたら、結構有名なバンドマンの新バンドだったというオチもありましたが、それも込みで、なかなかに新鮮で楽しいイベントでした。

 

カルペディエム

最初だと思っていなかったので油断して開演時間ちょい過ぎにAREAに入ったら、すでに一曲目の途中でした……。ショック……。やってるにしても、5分くらいは押すだろうとのん気にしていた自分が憎い。どうしてあと5分早く家を出られなかったのか、それか、停車中の電車に走り込めば間に合ったじゃないかと後悔することしきりでした。

参加バンドのメンツをちゃんと確認したらトップバッターにならざるをえないのだろうなあと納得はしつつ、パフォーマンスは全然負けてないよ!と、ファンの贔屓目で言ってみます。

相も変わらず素晴らしいステージで、本当に音楽に真摯に取り組んだパフォーマンスだと感じました。サポートドラムのこーすけさん含め素晴らしい演奏と歌声で、心が洗われるよう。美しくて力強い演奏と歌はとても素敵でした。

ボーカルのChroさんは色白の顔にショートボブ風の黒髪と黒の衣装に、赤の口紅が映えておりました。時折、ふいっと視線を逸らして脱力(?)するような雰囲気にドキッとします。ここのところのギターNaoさんの衣装が黒のロングワンピース風のもので、長いストレートな黒髪とお似合いで素敵です。少しチャラめ(とはいえ、黒基調の衣装で十分落ち着いてはいるのですが)なHeroさんもカッコ良いです。

今回のイベントに参加した他のバンドはトークが上手かったり、観客を巻き込んでパフォーマンスしたりするバンドが多く、あまりそういうことをしないカルペディエムは若干浮いていたのかもしれません。

でも、しゃべらないことは決して悪いことではないはず。観客を置いて自分達のパフォーマンスにだけ集中しているバンドも、私は結構好きだったりするのです。それは自分達の世界観を表現しようと必死になっているということですし、結果的に、深い世界を見せてくれるわけですから。バンドが見せるものに熱狂できるか否かが一番大事なのだから、必ずしもフリを先導したり、面白いトークをしたりする必要はないと個人的には思うのです。そして、カルペディエムは音楽だけで熱狂させられる力を持っていると私は思います。

あ、念のために補足すると、彼らは全くしゃべらないわけではなく、告知や観客への感謝の言葉はきちんと言葉にしてくれます。少し辿々しい感じではあるのですが、逆にそういう不器用な雰囲気もいいなあと思うのですよ。

 

②マルコ

見るのはおそらく二回目くらい?でしょうか。雰囲気的には、メリーのフォロワーという印象を受けました。

背後の壁に般若をイメージしたようなイラストのロゴを掲げ、楽器隊は黒シャツに白いネクタイ・白のタイトなパンツの衣装で揃え、ボーカルさんは全身黒。そんなスタイリッシュなイメージは絵になりますね。切れ長の瞳を強調する黒のアイラインの濃いメイクやボーカルさんのアップスタイルの髪型も素敵でした。そして、ボーカルさんのシャツのボタンが時間が進むにつれてだんだん肌蹴ていき、最終的に腹に巻いた黒のサラシ的なものが露出しまして。細い体型のボーカルさんなので、個人的には眼福でした。(私はヴィジュアル系バンドの世界にハマってから、ガリガリに痩せている男性が素敵だと思うようになりました。)

あと、曲名がわからないのですが、観客が合掌(?)しながらヘドバンするみたいな独特な動きをする曲がありまして。ちょっとビビりましたが、楽しそうだったので真似して参加してみました(笑)。

 

③マツタケワークス

すごく面白いステージでした。カルペディエムの項目であんなことを書いておいてなんですが、やっぱり場を盛り上げるには話芸も大切だということを思い知らされ……。トークが面白いと、それだけで観客の注目を引けますものね。いやあ、面白可愛かった。

音楽的には、キツめのテーマの歌詞をバンドサウンドの爆音とディスコサウンド系のノリで押し流していく感じで、マイナス人生オーケストラとかが好きな人は好きそうな音楽だなーと思ったのですが。調べてみたら、マイナスのハルさんの前バンド、キボウ屋本舗の人だったのですね。なるほどです。

ボーカルさんは金髪パッツンにカラーエクステ(?)、大きい黒の髪飾り、黒縁眼鏡、カラフルなシャツ。ギターさんは黒と赤のツートン髪でパッツン、カラーエクステ、黒縁眼鏡(途中でとっていた)。ドラムさんは黒髪にカラーエクステ、真っ赤な口紅という感じで、三人ともポップでキュートな外見でした。なので、最初見たときはてっきり若い人なのだろうと思ったのですが、ボーカルさん自ら「実はおじさんなんだよ」と告白。「僕は会社員なんだけど、もうおじさんだから昨日の新入社員歓迎会で疲れちゃった」などと発言。いいのでしょうか、こんなこと言っちゃって……。

さらに「このバンドはステージ上で結構動くから大変。KISAKIみたいな動きをすれば(アンニュイな感じ(?)のKISAKIさんぽい動きをしてみせながら)疲れないんだろうけどね」的なことを発言。まさかの妃弄りにバンギャル達がウケていました。「Phantasmagoria調べたよ」とボーカルさんが言うと、ギターとドラムが「だっだ!だっだだっだ!(某神曲イントロ的なもの)」をやりかけてました(笑)。

さらにこの日、ドラムのミズグチさんは会社の人が見に来ていたらしく、「明日からまたスーツ着て会わなきゃいけないなんて辛いよね。僕だったら絶対いやだ」とボーカルさんが言っていました。

今回は会社員弄りとUNDER CODE弄りに終始し、ミズグチさんは「僕、ヴィドールのジュイを勉強してきたんです。僕が何か言ったらウオーって声出してください」と観客に要求してきたのですが……。

ミズグチ「ぼーい」(全然デス声でもシャウトでもない)

客「ウ、ウオーイ!」(戸惑いつつレスポンスを返す客達)

ミズグチ「いくぞー、ぼーい」

客「ウ、ウオーイ!」

なんか、すごく脱力しました。

という感じで、トーク含めて楽しいステージでした。もちろん曲も、キラキラしつつもギラギラしたロック&ディスコ風チューンで楽しかったです。

 

④VERY BERRY

まったく知らないでAREAに行ったのですが。出てきた人達を見て、なんだか見たことあるなあと思ったのです。ボーカルが「バクといいます」と名乗り、ギターのことを「ナオ」と呼んでいて、あれ?もしや?と……。

あとでちゃんと調べたら、花少年バディーズ(ビリー)のボーカル獏さんと、heidi.のギターのナオさんでした……。おまけに、ドラムは元ジュリィー。雑誌とかで見たことはあったけど、全員生で見るのは初めてで、ちょっとびっくりしました。最近、私はヴィジュアル系シーンのニュースを全然追っていなかったので、こんなバンドが組まれていたことを知らなかったですよ……。いかんなあ。

ステージはさすがのベテランぶりで、堂々と迫力のあるものでした。ヴィジュアル系バンドのある種のお手本になるような非常にしっかりした曲と演奏。曲自体は割とストレートで爽快なロックという印象でしたが、貘さんの濃厚なヴィジュアル系バンドのボーカルらしい歌い方と合わさって、絶妙なバランスになっていました。

 

⑤悠希(ゲスト)

恥ずかしながら、実は人格ラヂオをあまり知らなくてですね……。知っている曲もバンギャル症候群くらいなので、今回初めてがっつり悠希さんの音楽に触れました。

ステージを見て思ったのは、悠希さんはボーカルというよりシンガーなのだなあということ。ジャジーな歌も、きれいな歌も、きっちり歌い上げる歌唱力が素晴らしかったです。張りと艶のある声に可愛らしさも含む声は非常に魅力的でした。ヴィジュアル系バンドのボーカルは割と癖のある声質の人が多いイメージがありますが、悠希さんは素直で聴きやすい声で、人の耳を惹きつける声だなあと感じました。

そして、さすがのベテラントーク。まず、初っ端でステージに入ってきたときに「VERY BERRYでーす」と名乗ってかましてきます。

MCでは久々に地元の同窓会へ行った話をされていました。地元での複雑な人間関係に度肝を抜かれたこと(とある同級生同士の夫婦の話。嫁の元彼が旦那の妹と結婚した)を話し、さらにVERY BERRY内の複雑な人間関係(過去バンドで一緒だったり別れたりした)を仄めかして上手に例えていらっしゃいました。やはり話芸は立派な武器になるのだよなあ……。

あと、サポートギターがケッチさん(ex-KYOKUTOU GIRL FRIEND)であることに最後まで気付かず、自分で自分が悔しいです……。

 

⑥THE VELVET

トリは当然、主催の「水玉の悪魔」たるTHE VELVETです。ボーカルのMiMiさんとギターのBeraさんによるバンドで、ライブではサポートのベースとドラムが入ります。

ボーカルのMiMiさんは猫みたいな雰囲気がありますね。ジッとこっちを見てたかと思うとパッとどこかに行ってしまうようなステージング。外見のヴィジュアルも小悪魔的というかコケティッシュな雰囲気です。この日は黒地に白の水玉模様のシャツと黒のパンツ、派手な柄物の付け睫毛(説明が難しい)をしていらっしゃいました。それとJOJOのジョリーンみたいな髪型がキュート。淡い金髪のBeraさんは黒を基調としたシックな装いですが、ネクタイが水玉で可愛いです。

私はこのバンドが大好きなのです。とにかく、曲がキャッチ―で秀逸!

楽曲はどちらかというとシンプルな音作りの方だろうと思うのですが、音やキメの部分がとても艶っぽく、かつ、キャッチ―で歯切れのいい、気持ちのいい音なのです。どの曲もこれぞTHE VELVET節という感じで、音に乗るのがとても楽しい。

何より、歌詞とメロディーとが絶妙に噛みあう心地良さが最高です。MiMiさんの歌詞は短いセンテンスで物語をズバッと描ききり、言葉をチョイスするセンスがとてつもないなあと思います。特にふしだらな雰囲気のものは最高にカッコいいです。

MiMiさんのやや甲高くも艶のある声も楽曲の雰囲気に合っていると思うのですよ。Beraさんのギターの、艶やかな雰囲気のロックンロールなフレーズもまた、ばっちり嵌っていると感じます。

そして、バンギャルちゃん達のフリも可愛い。私みたいなおばさんには、ちょっとそのフリは難しいのですが……。楽しいので頑張って踊っています。ヘドバンも折り畳みも楽しいし、普段はあんまりやらない背ダイもやってしまいます。だって楽しいから!

というわけで、今回のライブでも演奏された「感染するアンドロイド」のMV(公式)です↓

www.youtube.com

こういう暴れる系もあるのですが、ふしだらでコケティッシュな曲、儚い美しい曲もあって素敵なバンドです。今年は積極的なライブ活動をしてくれるようなので、楽しみですね。

 

 

そんなわけで、「真夜中のサーカス」はとても楽しいイベントでした! 色の違うバンドばかりで飽きなかったです。参戦された皆様、お疲れ様でした。

ああ、またすぐにライブに行きたくなるなあ。