THE STARRY RIFT

ヴィジュアル系バンドや女性・男性アイドルについて気ままに駄弁るブログです。

2015/5/2 東名阪だよ!全員ハミ出すモ!ツアー(赤坂BLITZ)

というわけで更新が遅れましたが、5月2日は「ゆるめるモ!」のワンマンライブを見るために、赤坂BLITZへ行って参りました。アイドルのワンマンライブに行くのは初めての経験で、色々と勉強になりました。

まず一つ大きく油断していたことがありまして……それは視界が悪いなあということ。

というのは、私がよく行くヴィジュアル系バンドのライブは女性ファンの割合が多く(イベントによっては男性がいないことも)、背の小さい私でもなんとかステージを覗くことができるのです。が、ゆるめるモ!のライブは行ってみてびっくり。というかよく考えれば当たり前のことだったのですが、男性客が多い会場なので、視界が全然違いました。

悲しいことに、前の人の後ろ姿に隠れてステージがほとんど見えない*1……(涙)

まあ、全く見えない訳ではなく、人と人の隙間から稀にメンバーをチラッと覗き見できましたし、映像も投影されていたので(その画面すら前の人で見られないときもありましたが……)、仕方ないなあと……。良番を取れなかった自分が悪いのですし……。

個人的には、アイドル達の揃ったダンス姿を見るのがとても可愛いくてキュンキュンしちゃうので、脳内補完しつつ楽しんでいました。ステージ上の映像は個人のズームアップが多い印象なので、是非全員のダンスを引きで撮った映像ももっと出してほしいなあ……。

 

ノリ方は周りを見つつ、どのくらい体を動かしてもいいものなのか様子を覗いながら楽しみました。アイドルのライブとはいえ、結構、フロアのノリは激しい感じ。肩車(?)する人がいたり。もちろん、サイリウムを振る人がいたりMIX(という言葉でいいのか?)があったりと、アイドルのライブならではの動きもあって面白かったです。

 

今回のゆるめるモ!ライブは豪華な生バンドを従えてのパフォーマンスで、音にとても迫力がありました(バンドを使わない曲もありますが)。ファンのためにそこまで準備してくれたのか!と嬉しい限りです。あれだけの人数のミュージシャンを呼んでステージを作り上げるのは大変だったのだろうなと、頭の下がる思いでした。

 

ゆるめるモ!の音楽は楽しいのです。ニューウェーブ的(?)な癖のある曲が私の心の琴線にグサグサ刺さる中、合間合間に王道アイドルソングっぽいポップチューンもあってバランスよく楽しめます。それから、新曲のHamidasumo!も破壊力抜群でした。こういう面白い楽曲がアイドルのシーンから出てくるのは素晴らしいことだと思います。他ジャンルのアーティストも負けてられないぜー!と思わせるくらいの曲のはず。

www.youtube.com

 

そんなわけでして、視界の悪いことだけは残念だったのですが、それを覆すくらい楽しいライブでした。

そして、そんな清々しい余韻に浸りつつのライブからの帰り道、アイドルってなんなのかなあと私は改めて考えていました。あえてアイドルの音楽を聴き、アイドルのライブへ行くのは何故なのかと。

私の場合は、女性アイドルを愛好するのはお人形を愛でるのと同じような感覚があります。たくさんの可愛いアイドルの中から自分好みのアイドルを見つけて、可愛い可愛いと愛でながら散財させられる(笑) でも、前の記事でも書きましたが、「少女」「アイドル」たる彼女達の時間はおそらく有限で、その貴重な時間をファンとして享受できるのはとてつもない贅沢だと思うのです。可愛いものを愛でるのは贅沢な趣味です。その対価としての出費は、正直に言えば痛いですが、それでも適正価格だろうと私は思います。私にとってはヴィジュアル系バンド・男性アイドルへの出費も同様で、彼らの世界観、キャラクター、作り出すものを楽しむことと、それに対する出費は私の中できちんと平衡が取れているのですよ。たぶん。

 

改めて文章を読み直してみると、自分のダメ人間ぶり・痛い人間ぶりに拍車がかかってきている気が……。このままで私は大丈夫なのだろうか……。(なんて言いながら、この趣味はやめられないのだろうけれど)

*1:ちなみに前回行ったゆるめるモ!のイベントでは後ろの空いているスペースにいたので、ステージがちゃんと見えたのですよ。今回は中くらいの位置にいたので特に視界が悪かったものと思われます。