THE STARRY RIFT

ヴィジュアル系バンドや女性・男性アイドルについて気ままに駄弁るブログです。

【V6 雑誌感想】Como8月号 & シュシュアリスvol.7 やっぱりこの6人は家族だったのだという結論

バンギャル*1の傍ら、割と最近V6のファンになった私から見ると、ジャニーズの人達があまりに節操無く色々な雑誌に掲載されるので時々驚愕します。たまにヴィジュアル系の人も意外な雑誌に出ていたり、連載を持っていたりもしますがごく少数なので。

というわけで、今回は坂本くんと井ノ原くんの登場したComoと、V6全員が集合したシュシュアリスの感想を書きます。2誌を読んで「ああ、この人達って本当に家族的なのだなあ」と実感したので、そのことについてとプラスアルファを書きたいと思います。

 

★Como 8月号

子育てママ向けの育児雑誌にジャニーズのアイドルが載るというところにまず驚き!

坂本くんと井ノ原くんという落ち着いた(?)人選ではあるのですが、どういった理由でジャニーズアイドル高年齢組がこの雑誌に載る経緯となったのかが気になります。同じ号に掲載されている福士蒼汰さんは若いイケメンによる癒し枠なのかなと思うのですが、この二人は……? V6ファンにとってはこのツーショットはとてつもない癒しなのですが、Como読者の方にとってはどういう存在に映るのだろうと気になりました。

さて、この雑誌ですが、私が行った本屋さんでは育児・妊活・マタニティライフ雑誌の棚にあり、近寄るのに少し勇気がいりました。こんなバンギャルと女性アイドルファンとジャニーズファンの三重苦のうえに、コミュ障で子供どころか妊娠にも結婚にも縁遠い私がこの聖域に近付いてもよいのかと……。

なんて思いつつ、近寄って立ち読みしたうえで買ったんですけども。

ぺらぺらとページを捲りながら、同年代でこの雑誌を普通に定期購読している人もいるのかもしれないと思い到り、違う人生もありえたんだろうなあと少し感慨深い気持ちにもなりました。でも、私は今の生き方が好きなので、たぶん、ずっとこのままだと思う。

さて、戯言はこれくらいにしておいて、肝心の二人がお話された内容ですが。最初の方で坂本くんの飼っている犬のお話があり、井ノ原くんがその犬の行動を「人の子供と一緒だね」と評したものの、すぐに次の話題に移ってしまいました。自分のお子さんのことを思い出しての発言だったのかな?と感じたのですが、やはりジャニーズのアイドルとなると子供の話は難しいのでしょうか。少年隊の東山さんは少しテレビで話していた記憶があるのですが。

色々な考えがあるとは思いますが、個人的には、サラッと子供の話のできる男性は素敵だと思っているので、少しずつお話してもいいのではないかと考えています。「私は」という主観からの話で恐縮なのですが、お子さんのことを愛おしげに話す男性の姿に私はちょっと萌えるのです。

というのも、以前、とあるイベントでSADSのライブを初めて見たのですが、清春さんがMCでお嬢様の話題を出したのです。曰く「最近、娘がライブを見に来てくれないんだよね……」と、拗ねていらっしゃる……!

清春さんといえば、黒夢のボーカルでもあり、雰囲気も怖いし、尖った発言も目立つロックスターです。その日初めて見たSADSは曲も激しく、いろんなものを客席に投げ込むパフォーマンスもあって過激でしたし、MCではちょっとエロっぽい大人っぽい話もしていた記憶があるのですが、その傍らで娘の反抗期(?)に拗ねちゃう可愛らしい一面を見せられるとですね……「パパな清春さんにクソ萌える!!」という状態になったのですよ。

プライベートをあまり話しすぎるのはお子様のためにもよろしくないとは思いますが、「うちのちびはこんな可愛いとこがあってさー」みたいに笑顔で話す井ノ原くんを見てみたい気はするのです。難しいのかなあ。難しいんだろうなあ。プライベートを守るのも大切だし、聞きたくない人もいるのだろうからなあ。すぐに色々なことが拡散する今の社会では、この辺のバランスは本当に難しいですね。

なんだか話が脱線してしまってすみません。元に戻します。

さて、どうして育児雑誌にこの2人がお呼ばれしたのだろう……と思いながら対談を読み進めていくと、井ノ原くんが「岡田を常に見守る父親的役割の坂本くん」という話題を出しました。井ノ原くんは「坂本くんがセットの端で岡田と横並びで座って話聞いてるのを見ると、俺は間に入れないなあ」と感じたそうです。

なんだこの洒落にならない家族感。

お父さんと末っ子の真剣な会話を遠くからそっと眺める長男の絵が素敵すぎる。ちなみにこの対談の中で長野くんのことは「家族を完璧に牛耳ってるお母さん」と表現されていました。肝っ玉母さんな長野くん最高……!

私はV6の家族的なあり方に惹かれてはいましたが、いつもの「あまり期待しちゃいけない病」が発動して、「とはいえ、そこまで本当の家族ってわけじゃないでしょー」と閾を設けていました。デビュー当時の年齢的に考えれば、実際のところは、坂本くんは新任教員みたいな役割でヤンチャな生徒であるカミセンに振り回され、副担任の長野くんと教育実習生の井ノ原くんが補佐するみたいな感じなのではないかと考えていたのです。しばしばあると思うのですが、新人教師は「坂本ちゃん」とか呼ばれてバカにされつつ、なんだかんだと慕われるじゃないですか。現実的にはそんな感じだったのかなと思っていたのですが、これは想像以上に家族なのだと考えを改めました。

そして、ここでハッとしたのです。

つまり、2人は育児雑誌できちんと家族の話をしたわけです。なるほど、読者である子育て真っ最中のママ達に、V6という疑似的家族のありようを示して今後の参考にしてもらおうという企画だったのですね! Como編集部さん、おみそれしました!

え、違います……?

 

★シュシュアリス vol.7

あやうくシュシュアリス難民になるところでした。発売日に本屋に行けなくて、後日に行った地元の本屋に置いておらず(上記のComoもなかった)、大きな本屋さんへ探しに行きました。が、Comoはあったものの、シュシュアリスは見つけられず。

シュシュアリス公式twitterをチェックすると、あちこち売り切れており金曜日に補充したというアナウンスがされていました。なので、日曜日に4、5件の本屋をハシゴしたのですが、見つけられず。「もしかして、流通が土日休みで月曜に店頭に並ぶということ?」と思い至り、思惑通り、月曜日に手にすることができました。よかった!

こういうことがあると、twitterアカウント取った方が情報が回ってきやすくていいのかなとも思うのですが、コミュ障なのでリプとかフォローとかのやりとりが怖いのです……。

この号にはV6だけではなくて、仮面女子の子達や深田恭子さん、NEWSの加藤くんも載っています。加藤くん、黒の浴衣姿。うわー、やばいやばい。それにすごく綺麗な顔をしている。こんな綺麗な子だったっけなあ。

と興奮しつつ、肝心のV6の6人集合記事へ。

なんと、メインの写真はおでんの屋台を楽しむV6!

この絶妙なシチュエーションのチョイスにシュシュアリス編集部の只者でない雰囲気が伝わってきます。しかも、1ページ目、6人で乾杯する写真が、オレンジ系の照明のせいか昭和の手描き看板みたいな風合いで、こういうブリキの看板がレトロな居酒屋に掲示してありそうです。

でも、どの写真もとても和やかで素敵。6人とも雑誌向けというよりも普通な表情をしている印象でしょうか。特に剛くんのゆるめの表情が素敵ですね。あとは96ページの中央の、口に何かを頬張っている長野くんが可愛い。それから、健くんと岡田くんのツーショット写真は、岡田くんの目線が怪しすぎてやばい気が……。それ、おでんじゃなくて健くんを狙いに行ってるだろうとしか言えない顔をしている岡田氏。もしかして酔っぱらって健くんに甘えてるのかな*2

実際の撮影も楽しそうです。

 

他には、メンバーに宛てたお手紙と、2人一組のストレッチ写真*3、最後は6人による長めのトークが行われています。

手紙とストレッチの組み合わせは、坂本・長野組、井ノ原・岡田組、剛・健組でした。

坂本くんから長野くんへの手紙は「長野くんを頼りにしてるよー!」とベタ褒めしている内容なのに対し、長野くんの手紙は坂本弄り的な内容を含みつつもややあっさりめ。なんというか、夫は妻に先立たれると早死にしやすいけど、逆の場合はそうでもないみたいなイメージを勝手に受取りました。井ノ原くんと岡田くんの手紙はお互いの良いところ・素敵なところを丁寧に書いていて、ジーンとくる内容でした。

そして、問題はやはり剛健。

どうしたの剛くん……! なんで急にデレてるの……! 健くんに弄ばれた気がするって……健くんにそんなお願いをするなんて……ギャップ萌えすぎる……。

逆に健くんの手紙はツンですね。でも、こういう改まった場での健くんはメンバーに対してツン的な態度を示すことが多いような気もします。そして、どうでもいい時には甘えて、こういう場面でおすまししてみせる健くんは非常に可愛いと思います。

ストレッチ写真では、岡田くんに持ち上げられた井ノ原くんの顔がおすまし顔で、かつ、非常にフォトジェニック! 剛健は遊んじゃってて可愛いし、坂本くん・長野くんは驚異の柔軟性(特に坂本くん)を見せつけています。すごい。

トークはV6の今までをデビュー当時から一通り振り返る感じでした。

カミセンの過去話は強烈だなあ。剛くんは弟が欲しかったということもあって岡田くんに構い過ぎ、それには当然健くんも便乗しているわけで。だからって紙面記載のことを岡田くんにしていたなら、下手するとセクハラですよ、まったく! きっと全ては可愛すぎた岡田くんが罪なのでしょう。でも愛が重すぎる……。

それからV6らしさを確立していった時期の話、個々の仕事を深く掘り下げていった上でV6で何ができるのかを模索した時期の話などなど、興味深かったです。

ここでも井ノ原くんは「(ある時期の岡田くんと坂本くんが)親子みたいだ」という話題を出しました。それに対して岡田くんは「ああ……。」と相槌を打っただけだったのが少し残念。岡田くんが当時どういう風に坂本くんのことを見ていたのかをもっと聞いてみたいです。

また、井ノ原くん評によると、岡田くんが自分の道を見つけたあたりで坂本くんは若くなり始めたと。みんなが大人になったことで解き放たれ、好きなミュージカルの仕事などをたくさんするようになったのだとか。なるほど。育児から解放されて仕事復帰したことで輝き始める坂本くん……尊いです。

最後にシュシュアリスtwitterの裏話より。

遠慮する末っ子と、それを気遣うお兄ちゃん。最近の岡田くんはやたらと「剛くんは優しい」「剛くんは優しい」と言っている印象があるのですが、こういうスマートな優しさをサラッと見せられたら「そりゃ、そう言うよ」と納得しました。

 

読み終わって

2誌を読み終ったら、「素敵な家族ですね」とふんわり微笑みたくなるような気持ちになりました。V6は尊いです。

こうなると、とにかくアルバムの発売が待ち遠しいですね。特典映像の内容も明らかになり、一部の項目に「くだらねー(笑)」と思いつつ、だからこそ、とても楽しみです。そのくだらなさが愛おしい。

やっぱり、私にとって、アイドルは楽しい夢なのですね、きっと。

*1:ヴィジュアル系バンドのファンのこと。

*2:シュシュアリスtwitterによるとビールが用意されていた様子。

*3:どうやらこの雑誌は美容雑誌の枠であるらしく、だから運動する写真が入っている様子です。