THE STARRY RIFT

ヴィジュアル系バンドや女性・男性アイドルについて気ままに駄弁るブログです。

【バンギャル活動】関東から名古屋→広島遠征記録(青年18きっぷ活用) THE VELVET主催&己龍ワンマンへGO!

どうも。V6とか女性アイドルとかも追いかけつつ、本業はバンギャルのフミヅキです。先日、「祝日前日に休みがとれそうだ!」という感じになったので、急遽、ライブ遠征を計画し、行ってまいりました。

というわけで、今回の記事は関東住みの私が名古屋・広島へヴィジュアル系バンドのライブ遠征した記録です。今回は初めて「青年18きっぷ」を使ってみたので、その収支と感想も書こうと思います。

 

日程・目的地

8/10:THE VELVET 主催「真夜中のサーカス 第十九怪 -病的にナゴヤ-」@栄R.A.D.

8/11:己龍 単独巡業「百鬼夜行」@広島クラブクアトロ

※8/12の昼前から仕事なので、それまでに戻ってこられること。

 

実際の行程詳細

8/10:

関東某所から名古屋駅まで青年18きっぷでひたすらに普通電車(快速含む)を乗り継ぎ。ライブ終演後は、名古屋駅から米原駅まで普通列車で移動。米原駅のビジネスホテルで一泊。

  午前中 関東某所出発

  11:25 熱海到着

  12:35 興津到着

  14:15 浜松到着 ここで改札を出て駅ビルで昼食をとる*1

  15:18 豊橋到着

  16:21 名古屋到着 地下鉄で栄駅へ。スタバで休憩。

  17:30 公演開始

  21:40 会場から退出 地下鉄で名古屋駅へ。

  (22:00発の電車に間に合わなかったので、名古屋駅で軽くご飯を食べ、22:45発の電車に乗車。)

  23:59 米原到着

青年18きっぷは「当日のみ」乗り放題で、夜中12時を跨ぐ時は(一部例外区間を除いて)12時を超えた区間の乗車券を買わないといけないらしいので、マジでぎりぎりでした。疲れたので、ホテルの部屋で缶ビール飲んでバタンキュー。これがいけなかったのです……。次の日へ続く。

 

8/11:

当初、米原駅から広島駅まで青年18きっぷにより普通電車で行こうと思っていたのが、寝過ごした&広島原爆ドームと資料館を見学に行きたかったため、一部区間(姫路~岡山)で新幹線利用。ライブ終演後、広島駅~姫路駅を新幹線移動。姫路駅近傍で夜行バス乗車で帰宅。(本当は広島発のバスに乗りたかったが、満員orライブ終演後に乗れそうなバス・仕事時間に間に合うバスがなかった)

  9:19 米原出発(普通電車)

  11:47 姫路到着 12:10発のこだまに乗車

  12:39 岡山到着(ここから再び普通電車)

  13:39 糸崎到着

  15:58 広島到着

  広島電鉄路面電車)で原爆ドーム前へ。原爆ドームや資料館を見学。再び、広島電鉄で八丁堀へ。

  18:00 公演開始

  20:00 会場退出 広島電鉄で広島駅へ。

  20:48 広島出発(新幹線さくら)

  21:51 姫路到着

  22:30 夜行バス乗車

 寝坊してやべーと思って調べたら、姫路~岡山は新幹線自由席を3000円台で乗れて1時間近く短縮できる場合もあるのでワープ区間としておススメみたいですね。ちなみに、この出発時刻で普通電車オンリーの場合、16:56に広島到着見込み。あと、青年18きっぷでは新幹線の乗車券にはならないので、新幹線利用区間は乗車券+特急券(指定or自由)を買わないといけないです。私は乗り継ぎ作法がよくわからなかったので、姫路で一度改札を出てから新幹線の切符を買って再入場しました。

 

8/12:

朝、関東某所到着。帰宅。風呂・洗濯・ちょっと休憩して仕事場へ。

 

収支

交通費

 青年18きっぷ:11,850円

 新幹線(姫路~岡山):3,220円

 新幹線(広島~姫路):7,770円

 夜行バス:11,000円

 地下鉄とか路面電車とか:多分1,000円くらい

宿泊費

 5,400円

キャッシュバック

 青年18きっぷを金券ショップに売却:6,900円

 

合計:33,340円

 

おお、空路を利用した場合のANA・JAL正規運賃(片道)よりも安いし、東京~広島間の新幹線往復運賃(36,000円くらい)よりも安い。それに、空路・新幹線の場合、終電が間に合わないため広島での1泊が必要となるので、その分も節約できています。帰りに余裕があれば1泊しつつ普通電車利用でさらに節約可能ですね。ぐったりしそうですけど……。あと、金券ショップの買い取り額が意外と高くてラッキー。

 

しかし、今回の旅では下記をプラスせなばなりません。

チケット

 THE VELVET主催:3,300円

 己龍 単独:4,500円

 手数料:多分500円くらい

 ドリンク代:1,100円

 物販:5,000円くらい

その他

 お昼とか飲み物とか 多分4,000円くらい

 

総計:51,740円

 

うん……。 まあ、バンギャルの宿命ってやつですよね。ハハハハ!!(乾いた笑い)

 

ついでの情報:青年18きっぷとは

普通電車1日乗り放題のきっぷ。利用日は何度でも改札を出入りできる。1枚(11,850円)買うと5回分の乗り放題。これは1人で5日に渡って使ってもいいし、例えば2人で2日+1人で1日とかで使ってもいい。(複数人で使う場合は同じ駅から一緒に入らないといけないらしいですけど)

使い方

指定席券売機等で購入。新幹線のチケットとかよりも大きいサイズ。チケットには日付を記入する欄が5か所ある。

まず、最初の駅で改札の係員の方のところに行くと、その日の日付スタンプを押してくれます。そこから、その日は乗り降り自由。途中の駅で出入りするときは改札の係員の方に見せれば、日付印を目視確認後、「どうぞ~!」と通してくれます。

注意すべきなのは

①新幹線や特急、寝台車には乗れない

一部オプション券を買えば乗れる新幹線区間もあるらしいですが、基本はダメ。でも、「ムーンライトながら」とかは指定券を買えば乗れるらしい。(ただし、即日完売もあたり前らしい)

②1回でも使うとJRは払い戻ししてくれない

未使用でも払い戻しには手数料かかかるらしいです。

③利用期間が限られている

現在発売中の夏用チケットの利用期間は下記のとおり。利用期間以外は使えません。なので、金券ショップ等に売るときはスパッと売り払わないと、買い取り額がどんどん下がっていくみたいです。

(夏季用)発売期間:平成28年7月1日(金)~平成28年8月31日(水)
     利用期間:平成28年7月20日(水)~平成28年9月10日(土)

 

普通電車に乗り続けるの大変では?

私は結構平気でした。外の景色が移り変わっていくのを見るのが楽しかったし、ひたすら好きな音楽を聴いていられたのも私にとっては楽しい時間。

座席は高速バスとは違ってリクライニング機能が当然ないので、つらい人にはつらいかもしれません。私は首回り固定枕みたいなやつを持っていき、首に巻いたり、背中に置いたりして居心地よくなるように工夫しました。神奈川県~静岡県はロングシートの車両が多いので、背もたれも低く、ちょっときついかもしれませんね。

座れない区間は辛いです……。米原発の快速は座れなくて辛かったですが、途中の京都とか大阪とか人がたくさん降りる駅で機会を窺えば座れる……はず……。

 

今回の旅で参考になったサイト

seisyun.tabiris.com

青春18きっぷの基礎から、各区間の特徴まで書かれていて、とても参考になりました。

 

ライブ感想

真夜中のサーカス 第十九怪 -病的にナゴヤ-

クチナシ

ダークな雰囲気で名古屋に来た~という感じで楽しかった! 装いもダークで素敵でした。

nue

めっちゃいい曲達。演奏に一本筋が通っている感じがして、とてもカッコいい音楽でした。うまいし、独自の雰囲気がある。和風を取り入れたヴィジュアルも良いなあ。ベース・毅さんの存在感が素敵。

Lament.

相変わらず、艶々とした漆黒の雰囲気が素敵なバンド。悠歌さんの艶やかな歌声と強力なシャウト・デスボイスに圧倒された。依介さんの雰囲気のあるギターも素敵。今回の依介さんは黒のロングドレスに淡い金髪を後ろで編み込み風にお下げにしていて、大人しい赤毛のアンみたいな雰囲気で素敵であった。終始、興味ないみたいな顔でギター弾いているのだけど、照明の具合かもしれないけど、ちょこっと満足げに少しだけ口角を上げていたように見えて、その様子に萌えてしまった。

Lucifer's Underground

めっちゃ耽美! 耽美系の素敵に華麗なヴィジュアルで、それに負けない素敵なお歌。ボーカルの方の目ヂカラがすごかったし、滑舌のハッキリした独特の歌い方がちょっと意外で耳に残っている。

THE VELVET

この日の私の目的です。

登場時、水玉の風船を持って現れるメンバー。新鮮な演出。

当然、サポートメンバー含め、皆さん、水玉のアイテムを身に着けています。サポートベースの拡さんは角のついた帽子(ドラゴンボールのトランクス(赤ちゃん時代)が被ってたようなやつ)を被っていてキュートでした。ボーカル・MiMiさんは髪を角みたいに立てていて、やっぱりキュート。

今回はいつもより前の方で見ていまして、ちょっとドキドキしました。MiMiさん、歌もそうだけど、目線や体の動きでも曲の世界観を表現しているのが色っぽくて艶っぽくて可愛い。あと、MiMiさんはよくお客さんにちょっかい掛けるのですが、今回も最前のお客さんの頭を触っていて、それをニヤニヤしながら見ていたら、なんかバッチリMiMiさんと目が合っ(てしまった気がし)て、すごく変な顔を見られた気がして気まずかった……。私のことなんか全然目に入ってなかったかもしれないけど……。

BERAさんのギターもめちゃくちゃカッコいいです。ロックンロールというか、独自の色気とノリが相乗した楽しい音です。ステージ中央に来て弾く姿も素敵でした。

サポートのリズム隊も素敵。THE VELVETは特に、ベースの音がカッコよく聞こえる曲が多いように思う。

そして、フリが楽しいのですよ。独特の気持ちの良いリズム感にピッタリはまっていて、フリに合わせて体を動かすと爽快なのです。

 

ただ、なんというか、今回のイベントのどこかのバンドの時、たぶん、バンドマンのリアルでのお知り合いみたいな男性達がいきなり来たんですよね。暗転直後、フロアのバンギャルの間を縫ってささっと前の方に来て、演奏中のメンバーさんにピースしたり、お仲間同士で耳打ちし合ったり、なんか……なんか……ねえ……。前に来るなら来るで、せめて明るい時に来てくれていればまだ心の準備が……できたのに……。気になってステージに集中できなかったYO(困惑のあまり変なテンション)

やっぱり、ヴィジュアル系バンドはバンドの作る世界観こそが魅力だと思っているから、それが阻害されるのは興醒めなのです。(バンドのカラーによってはそういうハプニングを笑いに変える例もあるけど、今回は世界観を大切にするバンドばかりだったからなあ……)

パンピ(バンギャルに対する一般の人の意味)うざい!とか言いたくないのですが、せめて空気を……読んでください……とか言いたくなったけど、言えるわけないよねえ……。私、排他主義は大嫌いなのですが、これって排他主義になるのだろうか……。

もちろん普通の男性ファン・初心者の方は大歓迎ですし、バンギャルが頭振っている横で棒立ちで見ていても大丈夫です! 興味ないバンドのステージの時にはフロアで座り込んでるバンギャルもいるくらいですから。

うーむ。でも、なんかあんまりアレなので、これ以上のコメントは差し控えておこう

 

イベントはトータルではとても楽しかったです! 新音源「病的にアイシテ」も入手できたので、大満足!!

 

己龍 百鬼夜行

いや~、すごかった。バンドもすごかったけど、バンギャルもすごかった! そして楽しかった! もうね、バンギャルの動きが皆が皆、プロバンギャル(ってなんだよ)という感じで、ものすごい盛り上がりでした。それを見てメンバーが満足げに笑っている様子がとても嬉しかったのです。

 

広島クラブクアトロは、ちょっと後方にいてもステージが見やすくてよかったです。メンバーの表情までよく見えて、みんな楽しそうに演奏しているのがとても嬉しかった。 

角を付けた准司さんがめっちゃ可愛かったし、ニコニコしながらドラムを叩いていているのも超キュートでした。でもそのドラムがものすごい手数なのだよ。カッコいい。

そして、何よりヒヨリン、いや、ここは日和さんと呼ぶべきですね。日和さんのカッコよさですよ! めちゃくちゃよかった! 以前まではちょっとあざとい可愛らしい女形を披露されていて、それもめちゃくちゃ可愛くて好きだったのですが、最近はクールで男性的な要素を入れたヴィジュアルで、それがすごくカッコいいのです。短めのショッキングピンクの髪もいいですよね。それでまー、前からだけど、日和さんのベース、骨太な感じで超カッコいいのですわ。己龍のリズム隊カッコいい!

当然、ギターもボーカルもとってもよかったです。

一番盛り上がったのは「心中歌」かな?

眞弥さんが「ああ、心中歌」と歌うと、フロアのバンギャルも「ああ、心中歌」と合唱後、ステージまで駆け寄って(逆ダイ的な)、しばらく暴れて、やがて元の場所まで捌けていく、というのを何度も何度も繰り返しまして。駆け寄る瞬間は、満杯のフロアが後ろ半分以上空くくらい圧縮されるのです。これ、後ろの方の人は素早く戻らないといけないし、でも、音のタイミングも決まってるしで、なかなか怖いんですけど、ちゃんと怪我なく美しく行き来できていて、さすが己龍ギャ、プロやで!と思いました。

そして、眞弥さんは「ああ、心中歌」のところをたまに替え歌で「くらぶくあとろ~」とか「もみじまんじゅう~」とか歌っていて、「もみじまんじゅう~」の時は「潰れたお前らの顔のことだよ!」って煽っておられて、マジ眞弥さん素敵と思いました。

扇子を使う曲も、フロア一面にセンスが咲き乱れて、ステージから見たら壮観なんだろうなとメンバーを羨ましく思いました。フロアから見ていても綺麗でしたけども。

 

なんというか、ライブというより祭りみたいな感じのライブでした。バンギャルちゃん達のテンションが一気に燃え上がって、みんなで揃いの動きをして、うが~っと暴れまわる。それを司るのは和風ホラーロックの最前線にいるバンド・己龍。

己龍一色に塗り固められ、煽られた我々はただただ、己龍のために舞い踊る。という感じで、現実味のない特別な空間はものすごく楽しかったです。

 

 

まとまりない記事ですが、そんな感じで楽しい遠征でした。

 

 

 

*1:浜松名物の餃子を食べました。ほら、V6のバーベキューで剛くんも「名物だから!」って言ってたから。