THE STARRY RIFT

ヴィジュアル系バンドや女性・男性アイドルについて気ままに駄弁るブログです。

V6 「SUPER Very best」特典映像で感じた幸せと、岡田准一の反抗期終了発言の関係

まーくんさんからメールが来てた!(注:Johnny's webからのメール)

ずりーな。アイドルってこんなことまでするのか、ずりーよ。でも、安心してください、坂本くん。予約したうえで初回A・B盤を入手、アニバーサリーショップ盤、ローソンHMV盤も購入しましたので! 20周年アニバーサリー祭だぜ!!! ←テンションを上げて、貯蓄の危機を忘れようとしている。

とりあえず、初回盤のDVDを見ましたので、その感想を書きます。

①~此処から~ のPV

まず、PVの映像チョイスがとてもいい! メンバーのナチュラルでいい笑顔がたくさん見れる素敵過ぎるPVでした。

そして、なんと言ってもやはり曲がすごくいいのです。聞き流しているだけだとそんなに面白味のないシンプルな曲という感じがするかもしれないですが、歌詞を追いながら聴いていると胸がいっぱいになってしまいます。この歌詞を乗せるにはこのくらいシンプルでストレートな音じゃないとダメなんだなと思いました。盛ったり飾ったりは似合わない、率直さが素敵な曲です。

そして、剛くんのソロパートでの歌い方が罪深い。胸にジーンと迫ってくる声でですね。これをレコーディングした時の剛くんはどんな気持ちだったのかなあ。

改めて思ったのですが、剛くんの声ってすごく不思議ですね。少年的で柔らかいニュアンスもあるのに、圧倒的な孤独感を纏っているのですよ。これは剛くんの言動を知っているからそう思うだけなのかな? 一般の人にどう聞こえるのか、興味があります。

個人的には、森田剛くんにはSMAPの草なぎくんみたいにナレーションの仕事をしてみてほしいなと思っています(ジャニーズには剛くんが多くて名前の書き分けが大変ですね……)。それもフジテレビの「ザ・ノンフィクション」とかの人生に迷っている人達を取り上げる系のドキュメンタリーでナレーションをやってほしいです*1。突き放してるようでもあり、優しくもある剛くんの声で、苦悩する人達の人生を淡々と追いかける映像はとても見ごたえがあると思うのです。

②イベント映像

とにかく、3Dホログラムがすごく綺麗。最新技術ってものすごいのですね。そりゃ、初音ミクさんもステージで踊り出すわと思いました。

③合宿映像

かなり笑ったですよ。ネタバレは良くないと思うのであまり書かないですけど、見ているだけで幸せになれる映像でした。

寝起きドッキリは色々ヤバいですね。大丈夫なのかな、30~40代男性の朝をあんなに映しちゃて。

長野くんの「おっはよ~」の言い方ががあまりにお母さんでお母さん!って思ってしまった。そして、あのちょっと不思議な寝間着Tシャツ(?)は何なのか……。

健くんは雑誌とかダンスの時とかはあまりのフォトジェニックな美少年ぶりにちょっとビックリしちゃうんですけど、メンバーとふざけてるときの笑顔は別人みたいに緩んでてその笑顔もすごく可愛いです。目が細くなって、口元がにへらって緩んでる感じ。

坂本くんは料理のできる善きお父さんでした。キョトンとしたおとぼけ顔も面白いかったです。心臓は大事にしてください。

井ノ原くんは皆の話を拾っていくスキルと、合間合間をしっかり埋めるトークはさすが! でも、朝の番組からは考えられないくらい、すげーふざけてた(笑)

岡田くんものびのびしている印象で、ちょいちょいふざけていましたね。でも、要所要所でお兄さん達をしっかりサポートするよくできた末っ子ぶりを発揮していて、さすがです。

剛くんはああやって大笑いしている様子を最近ではなかなか見られないと思うので貴重でした。やはり、6人だけでいると素直なリアクションができるということなのでしょうか。

結局のところ、V6のメンバー間でお互いの嫌なところなんてなくて、良い関係であることがよくわかる合宿企画でした。avexさん、こんなスペシャルな特典DVDを作ってくれてマジありがとうございます!!

④Wait for you のPV

Wait for youは別の記事でも少し書いたのですが、とてもつもない良曲です。ばりばりの電子音系ダンス曲でありつつも、優しく穏やかでナチュラルな印象がある曲。だから、あのPVは実はちょっと意外でした。テレビ・ラジオとかで曲を聞いてV6のダンスを見ただけの状態で自分的に頭に浮かんでいた絵はこんなイメージ↓だったので。

  • 舞台は朝焼けの綺麗な誰もいない海岸
  • 衣装は白や生成り基調のナチュラルテイスト素材で作った感じ
  • 裸足で海に浸かってるカミセンを砂浜から見守るトニセン
  • 和やかに微笑みあうシーンと、真顔で虚空(あるいはカメラ)を見つめるシーンのシャッフル
  • 朝日を背景に、砂浜で踊るV6

でも、収録されていたPVの、黒基調の衣装を着たの過去の自分が今の自分を見ているという演出や光の溢れる世界への旅立ちみたいな映像はとてもカッコよかったです!

⑤MV撮影・ジャケット撮影のオフショット

インタビュアー三宅健の活躍が光っていました。特に剛くんとの絡み方、あれは健くんにしかできないですよ。

 

★岡田くんの反抗期終了発言について

ちょっと話が逸れますが、今年は私が応援していたヴィジュアル系バンドが相次いで解散・活動休止を発表してライフが削られまくっています。でも、もう私の年齢になると「ショックだ、やめるなんてヒドイ!」よりも「休止は悲し過ぎるけど、好きなバンドのメンバーには無理をするよりも彼らの望む形で人生を歩んでほしい」と思う気持ちの方が強くなっていることに気が付きました。

そんなことがあったので、私はV6のCDを買ったり雑誌を読んだりして楽しみながらも、どうか6人が無理なく笑っていてくれますようにと祈っていました。きっと、ファンの期待に応え続けることにはプレッシャーも存在するのでしょうから。

そんな中で、今回この特典映像を見てみたら、おそらくファンの求める姿そのままの6人がいて、でも、その状態が6人にとっても無理なく楽しい状況なのだろうなということが伝わってきて、とても幸せに感じました。ああ、どうかこの幸せがずっと続きますように。

一方で、発売ラッシュの雑誌をパラパラとめくってみると、この幸せが今あるのは、2年前くらいに反抗期が終了したという旨の岡田くんの発言のが一つキーワードなのかなと思いました。

私は「THE MUSIC DAY」の感想で

しかし、よく考えると大河主演かつ日本アカデミー賞受賞の冠を持つ人が、20年近く前の特撮ドラマの主題歌だった曲をバリバリに歌い踊っているわけで、ものすごい特殊空間に我々はいるのかもしれません。岡田くんがオカダの三文字でいてくれるこの世界はとても優しい。きっと全員が優しいのです。ありがたや。

と書いたのですが、おそらくは俳優活動が本格的になっていく中で反抗期を迎えた岡田准一がV6オカダでいることを無理なく受け入れられるようになったのが2年前という解釈でいいのでしょうか。

それって何のタイミングなのでしょう?

私としては、大河主演でV6の活動が例年ほどできないことが確定したタイミングで、それに対してメンバーが反対せず後押ししてくれたことでハッとしたとかなのかなと考えてみたのですが、どうでしょう……?

また、反抗期が終わったことで「健くんはほっとけない」「健くん可愛い」みたいな、ちょっと過剰なメンバー愛が岡田くんの中で湧き出して外にまで溢れるようになって、メンバーの魅力のを伝えるのが使命的な発言につながっていったのかなとも思いました。(ついでに、後輩俳優さんへの可愛がりにも力が入るようになった?)

とか考えてみましたが、この辺りは私がV6のファンになる前のことなので、ちょっと自信がないです。V6ファンの皆さんのブログ等覗かせて頂きながら考察を深めていきたいと思います。

*1:ザ・ノンフィクション」はまれに見るのですが、私がたまたま見かける回は、通り魔事件を起こしてしまった人の背景を探ったり、今の時代から爪はじきにされたor自分から外れた人達が苦悩しながら道を模索するような回が多いので、この番組はそんな印象なのです。調べたらもっとポジティブな回もあるようですね。