ジャニーズの「くん付け」文化って尊すぎるのでは!?(V6のファンになってから私の「呼び名フェチ」が明らかに悪化している)
どうも。バンギャル(ヴィジュアル系バンドのファン)だったはずが、2、3年くらい前から女性アイドルに手を出し始め、一昨年にはV6にまでハマってしまったフミヅキです。毎日楽しいです。お金はなくなるけど……。
さて、突然ですが、私は「呼び名」フェチです。フィクション作品の登場人物やらバンドマンやらアイドルやらが互いにどうやって呼び合っているのかが気になる体質です。特に、男性が男性を「くん付け」で呼ぶ姿にとても萌えます。
これを自覚したのは、かつて週刊少年ジャンプで梅澤春人先生が連載していた「BOY」という漫画です。これはヤンキー漫画……でいいのかな? 男の子達(女の子も出てくるけど)のケンカと夢と青春の物語*1。この漫画の中で、バンドをやっている中学生の男の子が、憧れのギタリスト(高校生)のことを「○○くん、○○くん」と呼んで慕っているのを見かけたときに、「コレすごくイイ!」と私の中の何かが目覚めたのです。
憧れている年上の男の子のことを「くん付け」で呼ぶ年下の男の子ってすごく可愛くないですか!? そう感じるのって私だけ!?
それから、漫画や小説・現実でも、「呼び名」が気になるようになりました。例えば、姉妹同士で互いに「○○ちゃん」とか呼び合う関係も「いいなあ……(涎)」と感じますし、長い年月一緒にいるのに互いに「さん付け」とかも味わいがあって素敵だと思います。コバルト文庫の「マリア様がみてる」の世界とかも好き。
そんなわけで、バンギャルオンリーだった頃も、バンドマンがどうやって呼び合っているのかを観察しながら内心でニヤついていた若干(?)変態な私ですが、ジャニーズの世界を知ることでさらにそれが悪化しました。
ご存知のとおり、ジャニーズでは先輩のことを「くん付け」で呼ぶ文化がありますよね*2。上述のとおり、私の「呼び名フェチ」の原点は【年下が年上を「くん付け」する】行為であるため、そこらじゅうで先輩を「くん付け」する男の子達の群れに興奮せずにはいられません。ジャニーズって、もしかして天国なのかな!?
ということで、今回の記事は、私が敬愛しているV6を中心に、ジャニーズの「くん付け」の良さや、「くん付け」に比べれば私の中で関心が薄かった「呼び捨て」「ニックネーム呼び」の魅力についても記していこうと思います。
それではさっそくいってみましょう!
V6メンバー同士の呼び方
まずはおさらいします。ツッコミ等でわざと違う呼び方をしたりということはありますが、現在の基本呼称は下記だと思われます。
坂本くん(44歳)から→「長野」「井ノ原」「剛」「健」「岡田」
長野くん(43歳)から→「坂本くん」「井ノ原」「剛」「健」「岡田」
井ノ原くん(39歳)から→「坂本くん」「長野くん」「剛」「健」「岡田」
剛くんから(もうすぐ37歳)→「坂本くん」「長野くん」「井ノ原くん」「健」「岡田」
健くんから(36歳)→「坂本くん」「長野くん」「井ノ原くん」「剛」「岡田」
岡田くんから(35歳)→「坂本くん」「長野くん」「イノッチ」「剛くん」「健くん」
ご覧のとおり、年齢順にほぼ年功序列に則った呼び名を互いにしていることがわかると思います。
改めて思いましたが、やはり年下から年上への「くん付け」はいい!
アラフォーなV6のメンバーですが、「くん」で呼ばれることにより、一気にアイドルらしさが増すのではないでしょうか。この「先輩をくん付け」システムを導入したのは誰なのかな。ジャニーさんかな? だとしたら、ジャニーさんってやっぱり天才なのかな!?
(そんなジャニーズの「くん付け」文化に敬意を表し、このブログでは男性アイドルの敬称は「くん」を使うようにしているのです)
というわけで、V6のメンバー同士の呼び方の中から、いくつか気になるものを挙げてみたいと思います。
①井ノ原くんによる「坂本くん」「長野くん」呼び
井ノ原くんによる「坂本くん」「長野くん」呼びの何がいいかのといえば、四十歳になろうかという井ノ原くんが年上二人を未だに「くん付け」で呼んでいるという事実、それ自体です。実社会ではなかなかお目にかかれない事象なのではないでしょうか。
そして、この「くん付け」こそがトニセン三人の関係性を表していると言っても過言ではないと私は思っています。
つまり、ジュニア時代から付き合いの長いこの三人が、まったく変わらない関係を結び続けているという事実をこの「くん付け」が象徴しているわけです。井ノ原くんが「坂本くん」「長野くん」と呼んでいるのを聞いているだけで、「ああ今日もトニセンはずっと変わらずにいてくれる」という安心感を得られる。
なんて、尊いんだ……。
初期のV6ではトニセンとカミセンの間を取り持つ役割をこなしつつ、同時にヤンチャすぎる行動で周囲を振り回していたというお茶目な井ノ原くん。そんな井ノ原くんも大人になり、司会業やら何やらを通してですっかり「いい人」イメージが浸透しました。
彼は変わってしまったのかな……いや、そんなことはない!
未だに「坂本くん」「長野くん」と従順な呼び方をしつつ、年上二人のツッコミどころに常に目を光らせ、いざ見つけたら徹底的にえぐり出す井ノ原くんのその姿勢。
ああ、今日もトニセンは平和だなあ。
②剛くんによる「坂本くん」「長野くん」「井ノ原くん」呼び
剛くんによるトニセン3人への「くん付け」呼びも井ノ原くんと同じような意味での良さがあるのですが、さらに特別な魅力があります。
なんというか。単純に可愛いんだよ、うん。
ちょっと生意気で反抗的な面のあった剛くん。若い頃、説教ばかりする坂本くんを「いつかやってやろう」と考えていたらしい剛くんが、律儀にずっと「苗字+くん」でトニセンを呼び続けているのですよ。
剛くんがトニセンをおちょくっても、トニセンがそれを許容するという甘やかしまくりな関係であり、そして、剛くんは剛くんでなんだかんだ言ってもトニセンのことを尊重していますよね。
剛くんによるトニセンへの「くん付け」には、そういうトニセンに対する隠れた敬意の念や甘えるのを許容されている関係が透けて見えるような気がして、なんだかとても素敵なのです。
まあ、色々書いたけど簡潔に言えば、ちょっとコワモテな剛くん*3が、「坂本くん」「長野くん」「井ノ原くん」というファンシーな呼び方をしている!という事象にギャップ萌え。ベースはただそれだけなのかもしれないです……。
③長野くんによる「剛」「健」呼び
ここで「くん付け」シリーズから外れて、呼び捨てについて。
職場を見ていると年下だろうが同期だろうが同僚には必ず「くん」「さん」を付けて呼ぶ男性がいるのですが、私の中では長野くんにはそんなイメージがあります。穏やかで優しい男性という感じ。
だから、そんな長野くんが年下の男の子を呼び捨てで、しかも「剛」「健」と下の名前を呼び捨てにしている姿には、いまだにドキッとする時があります。
例えば、長野くんは他の事務所の剛健と同年代のタレントさんのことは、ある程度仲良くなったとしてもそうそう呼び捨てにしないんじゃないかな(想像)。いや、坂本くんや井ノ原くんもそうかもしれないけど、特に長野くんは他人を呼び捨てにしなそうな雰囲気がある(と私は勝手に思っている)。だからこそ、長野くんによる「剛」「健」呼びのスペシャル感が増すわけですよ。
やはりジャニーズという社会での、アイドル同士の距離感というのは非常に特別で、趣き深いものだなあといつもドキドキしながら見ています。
それもこれも、初期から「森田(くん)」「三宅(くん)」ではなく「剛(くん)」「健(くん)」の呼び名が浸透しているという事実があるからこそでしょう。やはり剛健は尊い。
④岡田くんによるメンバー呼び
なんとなく健くんに甘え上手な末っ子のイメージがありますが、実際のところ、やはりV6の末っ子は岡田くん以外にはおらず、それがメンバーの呼び名にも表れているのかなと思います。
というのも、岡田くんはメンバー内で唯一、井ノ原くんへの呼びかけが「イノッチ」なのですよ。他のメンバーもたまにそう呼ぶことはありますが、基本は「井ノ原(くん)」。岡田くんの、この特別に許されてる感!
そして、今もごくごくレアに出てくる「博」呼び、新たなる「長野マン」呼び、昔の「まーくん」呼び。それが普通にとおる岡田くんは、やっぱり特別に可愛がられている末っ子に違いありません。可愛いなあ。
そういえば、SMAP最年少の慎吾くんも「吾郎ちゃん」*4「つよぽん」呼びが今も続いていて可愛いよなー。
あとはやっぱり「剛くん」「健くん」と呼ぶ岡田くんと、呼ばれる剛健が可愛い。三十歳をとっくに越えているのにカミセンは可愛い。それは「下の名前」呼びもちょっと貢献していると思うのですが、いかがでしょうか。
⑤健くんによる剛くんの呼び方
基本的に剛くんのことは「剛」と呼び捨てにする健くんですが、たまに色々な呼び方を織り交ぜてきますよね。「森田」「森田くん*5」など。昔は「剛つん」とかもあったのかな。
(そういえば、剛くんもたまに「健」じゃなく「三宅」と呼んだりする)
剛くんが早生まれだから学年は違うけれども、ほぼ同い年の扱いな剛くんと健くん。そういう絶妙な年の差が、呼び名のばらつきに影響していたりするのかなあ。ただ単にトークのメリハリを付けるためのテクニックだったり、あるいは、咄嗟の照れ隠しだったりするのかな?
剛健コンビが特別な存在であることは、ファンもV6の他のメンバーも共通認識としてあるものの、剛健の二人は「別に~」という態度をとることが多いですよね。なのに、どうしようもない二人の特別感が活動の端々が漏れ出てくるわけですよ。ファンはそれにいちいち翻弄されています。
そして私はといえば、「あ、今、健くんが『森田』って言った!」と、呼び名にすらいちいち翻弄されているのです。呼び方一つでファンを翻弄するアイドル。やっぱり健くんは天使かつ小悪魔さんなのかもしれません。
番外編 後輩とV6
後輩と絡むV6も素敵なのです。
番外編① 長野くんとNEWS・加藤シゲアキくん
交流が少ないと思われるNEWS・加藤シゲアキくんのことを、長野くんが「加藤」と呼んでいるのも趣き深いのですよ*6。「シゲ」と呼ぶほど親しくはないけれども、「加藤くん」という距離ではない感じ。
なんか、絶妙に萌えませんか、これ。
番外編② 嵐・櫻井翔くんによる「剛くん」「健くん」呼び
嵐の櫻井くんは、V6を前にすると完全に「可愛い後輩」の顔になりますよね。そんな可愛い後輩モードの櫻井くんが「剛くん」「健くん」と年上の先輩を「下の名前+くん」で呼ぶ姿が、そして、そう呼ばれる剛健の姿が、ものすごく可愛いのですが、どうすればいいのでしょうか。
それもこれも、(繰り返しになるけど)初期から「森田(くん)」「三宅(くん)」ではなく「剛(くん)」「健(くん)」の呼び名が浸透しているという事実があるからこそ。剛くんと健くんは可愛く生きていくために周囲の全てが調整されているのかもしれません……。
番外編③ 剛くんとタッキー&翼の翼くん
熱烈な剛担として有名な翼くん。そして、お互い、下の名前で呼ばれる方が多いという共通点があります。「翼」「剛くん」と呼び合う姿も、なんだかほっこりしますね(^_^)
というか、剛くんも翼くんのこと大好きだよなあ。去年のFNS歌謡祭でニッコニコの笑顔で翼くんの尻を蹴っていましたもんね。(V6の愛情表現はとにかく「尻」に執着することである)
しかし、翼くんよ、キミ、剛くんのこと「ごうちゃん」と呼んだらしいではないか。
なんなのそれ! どういうことなのそれ! 萌えとうらやましさとで「うが~!」とゴロゴロ転がりたくなるではないか!(私も剛担なのです)
番外編④ これからもっと「くん付け」してほしい後輩
個人的に、V6のメンバーともっと絡んでほしいと思っている後輩の方々を書きます。
まず、Sexy Zoneの松島聡くんと長野くん。この二人、癒し系すぎないですか。去年のFNS歌謡祭でチラッと2ショットになりましたよね。年の差を乗り越えて松島君には是非「長野くん」と呼んでほしいし、もし長野くんが「聡」って呼んだら私、鼻血出ちゃうかもしれないです……。(岡田くんもこの2ショットは好きそうだなあ)
あと、すでに「くん付け」だけど、もっと絡んでほしいという意味で、嵐の大野くんと坂本くん。ふわふわした雰囲気の大野くんと、ギラついてる(?)坂本くんとは雰囲気は違うように思うのですが、現在のリーダーとしての在り方は似ているような気がするのです。去年の嵐にしやがれの五右衛門風呂作りと語り合いは最高でした。
最後に、タキツバ・滝沢くんと健くん。滝沢くんも既に「健くん」と呼んでいますが、二人の間にあまり交流はなかったようですね。今年の滝沢歌舞伎で二人の間にどのような関係性が生まれるのかが気になります。健くんはタッキーを「滝沢」と呼んでいるようですが、それに変化が出たりするのでしょうか(普通に「タッキー」って呼ぶようになったりとか)。そして、剛―翼ラインに対抗するように、健―滝沢ラインが生まれそうな予感。それもまた運命なのだろうか……。
そんな感じで、今回は呼び名を通してメンバー同士の関係性に思いを巡らせるという記事を書いてみました。
というか、単なる私の趣味丸出しの文章です……。気持ち悪かったらごめんなさい……。