THE STARRY RIFT

ヴィジュアル系バンドや女性・男性アイドルについて気ままに駄弁るブログです。

V6・森田剛というアイドルについて

どうも。バンギャルヴィジュアル系バンドのファン)だったはずが、女性アイドルに惹かれ、さらにはジャニーズのV6にまでハマるという底なし沼に引きずり込まれているフミヅキです。お金と時間はなくなるけど、毎日楽しいです。

そんな私のジャニオタとしての「担当」はV6の森田剛くんです。2年ほど前、V6を好きになった当初は、ちょっと気になる存在ではありつつ、私の好みの外見にそこまで近いわけではないので「担当になることはあるまいw」と思っていたのですが、不思議ですねえ……。

剛くんは特にカッコつけることもなく、いつも自然体な雰囲気があります。しかし、その自然体の姿がすげーイイ男で、アイドルとして成立してしまうのです。そして、歌やダンス、お芝居に関する圧倒的なセンス。ただひたすらにカッコいい……。

 

そんな剛くんは、最近は単独初主演映画「ヒメアノ~ル」のプロモーションでテレビに出たり、雑誌に載ったりで、うれしい限り。

 

剛くんが濱田岳さんと出演した「しゃべくり007」見ましたか?

  • 「俳優:アイドル 10:0」と発言
  • しゃべくりメンバーのうち3名へ「嫌いです」と発言(しかも即答)
  • V6のメンバーへの好き嫌いについて聞かれ、坂本くん・井ノ原くん・健くんについて「嫌いです」と発言(こちらも即答)

ふおおおお! なんて森田剛らしいんだよおおおお!

絶対、坂本くん・井ノ原くん・健くんのことは「嫌い」って言うと思ったよ! そうかそうか、長野くんと岡田くんは「好き」なんだね。うふふふ。なにこの理想的な模範解答。お茶の間に伝わらないツンデレ。デレがないツンとでも言うべきか。いや、剛くんという存在は「ツンデレ」という言葉ですら表しきれない稀有な在り方なのである。ひゃっは~~~~、最高だぜえええええ!!

……。

取り乱してすみません……。

しゃべくりで他に気になった点。

  • だいたいのしゃべくりメンバーが「森田くん」と呼ぶ中、ホリケンさんが「剛くん」と呼んだ瞬間に感じる萌え(私は呼び名フェチ)
  • 剛くんの発言にウケて笑っている濱田岳さんが可愛かった
  • 登場時の、剛くんと濱田岳さんとの間に流れる微妙な空気が面白かった
  • コンサートで「ファンに手を振らない」「ジロリと見るだけ」という剛くんが、手越くん的(?)ファンサービスを強制的にやらされた時の絶妙に変な表情が面白かった(でも、コンサートでは実はちゃんと手を振ってくれるし、ファンに笑いかけてくれるよ。他のアイドルほどじゃないのかもしれないけど……。「手を振らない」「見るだけ」はデレのないツンが発動されての発言かと思われる。)
  • 「ファンに手を振らない」「ジロリと見るだけ」と言いつつ、「(ファンの)近くには行きたい」という言葉に、不覚にも「剛くん……!」と感動してしまった
  • 井ノ原くんがしゃべくりに出たときに披露した剛くんのエピソード*1をしゃべくりメンバーが覚えていてくれたのがうれしかった
  • 剛くんの小さなポリシーは結構なこだわりだった

日テレ様、しゃべくり007様、しゃべくりメンバー様ありがとうございました。楽しかったです。

 

そして、雑誌の剛くんですが……マジでなんつー顔で写ってるんだよ!

いや、別に気張って撮影に臨んでいる風ではないんだけど、あの目線!あの表情!なんなんだよ、本当にもう!!

TVガイドPLUS(vol.22)の、目元を黒レースのリボンで隠してる写真とかなんなの!? 退廃的な美がテーマなの!?

一方のTV navi(5月号)とかTV navi SMILE(vol.20)とかはラフな衣装だけど、あの表情だよ! 表情というか、剛くんの目だよ! なんつー目をしてカメラを覗き込んでいるのだ! シネマ☆シネマ(vol.63)とかもだよ!

全国の剛担を殺す気か!?(ちなみに私は死んだ)

マジで「目は口ほどに物を言う」という言葉がぴったりの写真に驚愕しました。布団の上をゴロゴロ転がりたくなる……。

 

しかし、こうなってもまだ「剛くんの顔は私の好み直球ラインではないのに、どうしてこんなにファンなんだろう」という気持ちが私の中にあるのです。担当って不思議。

 

というわけで、映画公開前に剛くんについて私が思っていることをまとめてみようと思いたちました。担当になった経緯から私の思う剛くんの魅力まで、担当の贔屓目バリバリで書いていこうと思います。

 

まずはV6にハマってしまった

10年くらいバンギャルをしていた私は、長らくJ-POPというものと距離をとっていました。聞く音楽はほぼヴィジュアル系オンリー。買う雑誌はヴィジュアル系専門雑誌ばっかり。

それがとあるきっかけで女性アイドルにも興味を持つようになりました。

ヴィジュアル系バンドの世界では、音楽やヴィジュアルの傾向に一定の流行りはあるものの、基本的にはバンドマンの表現したい世界観が自由に表現されます。外観的には可愛い系から怖い系まで、音楽もハードロックやメタルから哀愁歌謡、明るいポップス、ヒップホップなど様々な方向からのアプローチをするバンドがいます。そんなバンド群の中から、自分の心をゾクッとさせるようなバンドと出会うのが楽しいのです。女性アイドルグループも同じように、様々なキャラクター(グループとしての設定)・多様な音楽性を持つグループがいて、その中から自分好みのグループを見つけるのが楽しいと思いました。

また、ヴィジュアル系のファンを続けていると、ある種の読解力みたいなものがついて、バンドが表現したい世界観が音源やステージの向こうに見える感覚が培われるような気がします。鑑賞力がつくというか。女性アイドルの世界もそういうところがありますよね。不文律の「女性アイドルグループ楽しみ方マニュアル」みたいなものがあって、現場を踏めば踏むほどそれが身について、楽しくなるような気がする。それが面白くて、女性アイドルのことを知りもせずに食わず嫌いしていたことを後悔しました。

そうこうしているうちに、ふと「じゃあ、男性アイドルってどうなんだろう?」と気になったのです。「男性アイドル界隈も食わず嫌いしている場合じゃないのでは?」と。

そこからジャニーズについて調べ始めたら、案の定、楽しそう!と感じました。アイドルが歌うからこそ伝わってくるものがある王道アイドルソングや、アイドルが歌うからこそ成立してしまうある種のトンチキソングの数々。華麗なダンスやステージ。そして、圧倒的に露出する媒体が多いゆえにメンバー間の様々なエピソードが見聞きできる。これは沼の深さが計り知れないっぽい……!

そんな中で気になり始めたのがV6でした。大人チームと子供チームがきれいに別れたグループ構成から生じるエピソード・人間関係に萌えというものを感じました。そして、どこかで聴いた「Feel your breeze」がとてもいい曲だなあと思いまして、とりあえずその曲を入手してみようかなとCD屋さんに向かいました。

ですが、その売り場には「Feel your breeze」が収録されたCDが売っていなくてですね……。仕方なく、V6の棚から適当に手に取ったCDがアルバムの「Oh! My! Goodness!」でした。しかし、何も知らずにレジに持って行ったこのアルバムは、新規を引き込む吸引力が抜群と評判の作品だったのです……。

まあ当然ハマりますよね。以前にアルバムを聴いた感想をこのブログで記事にしているので一部引用します。

 

1曲目はSEですね。

SEで徐々にテンションが上がってきたところ、2曲目のSupernovaでアクセル全開、ガツーン!とトップスピードまで引き上げられて、いきなり痺れます。

(中略)

さらに、3曲目のBING♂、4曲目のSexy.Honey.Bunny!でさらにテンションが加速。

(中略)

という感じで、「わーい。楽しいなー」と思って聴いていたら、5曲目、6曲目ではMaybeやonly dreamingみたいな極上のバラードを突然に聞かされるわけです。

これはいわば、初めてのクラブ(音楽で踊る方のクラブ)にドキドキしながら入ってみたら、いきなり遊び人のお兄さんに捕まって一緒に踊らされ、「も、もう無理です!」と思っていたら、「じゃあ、お酒飲もうか」とVIP席に連れ込まれてゆっくり口説かれるみたいな感じですよ。 もう、惚れてまうやろー!と。

さらにこのCDには、そういうカッコイイ曲ばかりでなくて、「バリバリBUDDY!」や「大人Guyz」のような楽しい曲も収録されていて、振り幅が広くて楽しめるアルバムです。私はヴィジュアル系バンドでもそうですけど、そういう振り幅の広いアルバム作品が大好きなのです。

そんな本作「Oh! My! Goodness!」の中でも、特に出色なのは、「kEEP oN.」でしょう。

一聴して、なんて実験的な曲なんだろうと思いました。

(中略)

さすが、アルバムともなると、こういうチャレンジングな曲をいれるんだな。かっこいいなあと思ったのですが。

これがシングル曲だと知った時の私→Σ(°Д°;

avexスゲエエエエエエエ!

V6の「Oh! My! Goodness!」ってすごく面白いアルバムだよ(ただのバンギャルだった私がV6にはまったキッカケ) - THE STARRY RIFT

 

セクシーでクールで大人な世界観と、大人が本気でやる遊び心が詰まったアルバムで、一気にガッツリと心を掴まれてしまいました。特にスパノバの再生回数はものすごかったです。(今も結構聞く)

ちなみに私が買ったのは初回A。付属DVDの「大人Guyz」のPVおよびメイキング映像の吸引力も抜群。その後、初回Bまで購入しちゃったよ……。チョロいファンだよ、アホだよ♪(CV:三代目パーク・マンサー氏)

 

ですが、この時はV6というグループへの興味がメインで、特に担当という概念は自分の中にありませんでした。

敢えて言うなら、坂本くんにちょっと興味がありました。スタイルが良くて、歌がうまくて、ダンスもうまくて、料理もできて、大人らしいセクシーさもあって、でも、ちょっとおマヌケな可愛い部分がある男性って、坂本くんって実はアイドルとして完璧なのでは!? (ああ、でも、メンバー(特にカミセン)を前にした時に溢れ出す、大いなる父性愛はアイドルらしからぬものかもしれないけど)

とはいえ、この頃は雑誌やいろいろな人のブログを読み込んでいて、「V6というグループっていい感じ!」という意識の方が強かったように思います。

 

まずは声が気になった

CDについて、最初は歌全体を聴いていた感じでしたが、次第に歌割りとかを気にして聴くようになりました。そうするとちょっと……おや?と気になることが。

「坂本くんと井ノ原くんと岡田くんの歌声の聞き分けが難しいなあ*2……。長野くんの声はすぐわかる。健くんも。剛くんも聞き分けやすいなあ……つーか、剛くんの歌とかラップ、スゲエな!」

実際、すごくないっすか?

歌唱力という点ではたぶん坂本くんとか井ノ原くんとかが抜群だと思います。思わず聞き惚れてしまう。一方の剛くんは歌声への感情的なニュアンスの付け方が絶妙すぎて、やはりこちらも聞き惚れてしまうのです。*3

しかも、剛くんのあの声質!

健くんと共に「キャラメルボイス」と表現されることが多いと思うのですが、健くんの声が少年的なイノセンスや柔らかさをイメージさせる声だとすると、剛くんの声はセンシティブで傷を負った少年・孤高のイメージがあるような気がします。煌きのある声なのに、同時に棘やザラツキも内包しているような声だと思うのです。

再びヴィジュアル系の話をして恐縮ですが、ヴィジュアル系バンドのボーカルには癖のある声質の人も結構いるんですよね。そして、「その声」で歌うからこそ、バンドの世界観が何倍にも深堀りされて聞こえてくるということがあるのです。私にとっては、声質とか、その声がどんな風にバンドや曲の世界観を表現するのかとかが、バンドを好きになるかどうかの判断要素の一つなのです。(とはいえ、バンドを好きになるというのは他の要素も複雑に絡まって決まるものだけど)

剛くんの声質や声での表現方法は、ものすごく直球で私の心に突き刺さってしまったのですよ。

でも、実は剛くんって私の好み直球の外見とはちょっと違う風貌なのです。私の好みとしては、色白・切れ長の瞳・化粧映えしそうな中性的で薄めの顔・どちらかというと悪役顔・でも上品な雰囲気のある顔・ペラペラなくらい痩せてる人(筋肉なくてもいいよ)・どちらかというと背は高めがいいかなあ、みたいな男性を鑑賞するのが好きなのです。*4剛くんの顔は好みとはちょっと違うのです。

だから、「剛くんの歌とかラップ最高!」と思いつつも、担当するっていう感じじゃなかったんです。この時はそう思っていたのです。でも、振り返ってみれば、この頃にもだいぶ剛くんに傾いていた気もする……。

 

そして運命の日

 V6のファンクラブに入って、なんとかチケットを1枚ゲットすることができ、2015年アニバコンの横浜公演に行くことができました。前日にとあるヴィジュアル系バンドの大阪公演を見に行ってちょっとヘロヘロな私は、それでもウキウキした気分で横浜アリーナへと向かいました。この日、森田剛というアイドルに撃ち落とされることになるとも知らずに……。

こちらもライブレポートの記事で撃ち落とされた瞬間のことを文章にしているので、引用してみます。

 

ちなみに私が事前に買おうと思っていたのは、パンフレット・ペンライト・フォトセット(集合)・クリアファイルです。実はあまり「担当」という制度にピンときていなかったので、「個人写真とかうちわとかはいいや。私はいわばグループ担だし~♪」とその時までは思っていたのです。「みんなが仲よく写ってる写真が欲しいな~♪」みたいにその時まではのんきに構えていたのですよ。

そうだったんです……そうだったはずなんですが、が、が、が……!!!

物販の幕に張られた剛くん個人写真の見本を見た瞬間に訪れた天啓。

(あの剛くんの写真……欲しい……。超欲しいんですけどおおおお!!!)

私の中の誰かがそう叫びました。

必ずしも剛くんの外見は私の好みドンズバではないはずだったのですが、物販の幕に貼ってある諸々のグッズ見本の中で、ピースとかしてる剛くんの写真群だけがなんだか浮き上がって見えたのです。

(あれ? 私、もしかして、剛くんのこと……???)

気付いたら私は物販スタッフさんへこう言っていました。

私「パンフレットと、フォトセットは集合のと……剛くんのも……ください……」

スタッフさん「森田さんの写真ですね?」

私「はい……!」

(中略)

そんなわけで、私、ライブ本編を見るまでもなく、物販写真の森田剛さんに撃ち落とされました。今日から森田剛担当を名乗りたいと思うのですが、よろしいでしょうか。

思い返せば、このブログでもちょいちょい剛くんの歌声が好きとか、剛くんの自然体な雰囲気は~とか色々書いてはいるのです。だから、物販写真をきっかけに、「あ、私、V6大好きだけど、特に森田剛くんのファンだったんだ」と改めて実感した次第です。

剛担先輩諸氏の皆々様、まだまだ未熟な私ですが、何卒よろしくお願い致します。

そんな感じで、自分でもびっくりなのですが、「剛くんの担当になった!」と物販の人ごみの中で実感した私は、結局、パンフレット・ペンライト・フォトセット(集合・剛くん)・クリアファイル・うちわ(剛くん)を購入しました。 ちょっとチョロ過ぎなんじゃないか、私!?

【シルバーウィーク2日目】ラブセンpresents V6 LIVE TOUR 2015 -SINCE 1995 ~ FOREVER- @横浜アリーナ 自分が剛担であることに気付かされた日 - THE STARRY RIFT

 

ライブのパフォーマンスがカッコよかったから担当になったとかじゃねえのかよ!?

と、自分で自分にツッコミたくなる……。マジで「チョロいファンだよ、アホだよ♪(CV:三代目パーク・マンサー氏)」って感じ……。

でも本当に、剛くんの写真だけがやけに浮き上がって見えて、どうしてもあの写真が欲しいと思ったんです。あの感じは何だったんだろう。

もちろん、コンサートもすごかったんです! 生で見た剛くんのダンスはものすごかった。動きの切れ味がもう一般人とはまったく違っていて、私は口をあんぐり開けて見ていることしかできませんでした。風切り音が聞こえてきそうなダンス。

こうして剛担を自覚した私は、以降、剛くんを崇めて暮らすようになったわけです。

 

森田剛の魅力を6つ挙げてみる

剛くんの魅力はいっぱいあるけど、とりあえず6つに区切ってみました。

①声

とにかく剛くんは声が素晴らしいのです。

私が剛くんに興味を持ったのはCDの歌声ですけど、喋り声もいいんですよね。美声ではないけど、人の耳を惹く声だと思います。キラキラ感や少年的な響きもあるのに、刺々しさや孤独感を内包しているように感じます。

その声を最大限に活用した歌やラップは、キラキラしていたり、切なかったり、悲しかったり、楽しそうだったり、そういう感情のニュアンス付けが絶妙すぎて素晴らしいのです。聞いていると「剛くんマジやべえ!」っていう頭の悪い感想しか出てこないですもの。表現のセンスがズバ抜けていると思う。

例えば、アルバム「Oh! My! Goodness!」収録の「Supernova」では、始めの方の「easyな関係なんてない」「もうやめようぜ勘違い」のキラキラ系の声、「だってキミはSUPERNOVA, babe.」あたりの切なくてセクシーな声、「di di dat dat dat dat pi du, でも鼓動が高鳴ってる~」の絶妙なバランスで力の抜けたクールで繊細な声とか、表現の遷移すごくないっすか? 「Maybe」の歌いだしの、あの切なくて優しい声も罪深くないっすか!? 剛くんマジやべえ!

あと、昨年とかは「WAになっておどろう」をテレビで披露することが多かったの思うのですが、この歌の剛くんソロパートにおける歌声も優しすぎて、もうその優しさPRICELESS!!

 

②ダンス

私はダンスについては全くの門外漢なため、何かを書く資格はないのですが、単純に剛くんのダンスは好きだなあと感じています。 猫背というわけではないのですが、独特の姿勢というか、体の傾き方で踊る姿が素敵なのです。曲の世界観や感情を乗せて、体の角度や細かい所作にまで拘っているようなダンス。何だろう。色気なのかオーラなのか、何か不可視のものを纏って踊っているように見えるのです。

あと、メインで踊っていないときの剛くんも私は好きです。後列にいてフリがない場面とかで、体を揺らしながら足踏みでカウントを取っている姿がめちゃくちゃカッコいいんです。是非ともご注目ください。

 

③笑い声・笑顔

剛くんの独特の笑い声は非常に魅力的です。「うっひゃっひゃっ!」みたいな、裏声っぽい、文字に書き起こしずらい高音の笑い声。

笑いだす直前の、笑いを我慢しているみたいにくつくつ笑っている声(これも高音)もまたよろしいのです。超可愛い。

パッと見はイカツイ雰囲気の剛くんですが、笑顔はとてもキュートです。手で口を押さえて笑う様子も可愛いですが、八重歯を見せて笑っている顔がすげー可愛い。特に、V6のメンバーといる時の安心して緩んだ笑顔は二重丸でございます。

メンバーと関係ない番組とかでの笑顔は若干余所行きな感じかもですね。でも、そういう時の、周囲をキョロキョロ窺うような、小動物的リアクションもまた味わい深い可愛さがあります。

 

④素敵なパーツ

健くんが「ゴボウのような脚」(スキニーパンツとか穿いた時の見栄えが良いという意味)と発言したとおり、剛くんの脚はとても細くて美しいです。足首とかも素敵にセクシー。

そんな剛くんの脚が映えるのは「Timeless」の衣装だと私は思っております。この曲ではメンバーが自分で自分の衣装をプロデュースしているのですが、剛くんは八分丈パンツにショートブーツ。うぐぐぐ。なんというツボを突いたお衣装であることか(あと、ハットも素敵な形状でとても似合っている)! 剛くん的絶対領域(ショートブーツとパンツの隙間)がダンスを踊るたびにチラついてヤバイっす。それに味をしめたのか(?)、昨年は八分丈+ショートブーツな衣装が他にも見られて非常にうれしかったです。アニバコンのナポレオンジャケット系衣装のパンツの丈も剛くんは短めだったよね。

あとはやっぱり「目」がいいですよね、剛くんは。お芝居の時の目とか、写真で切り取られた表情とか物凄いと思います。 なんかもう、あの視線はちょっと「ひえっ!」って驚愕します。

 

⑤人間関係

しゃべくり007でも人見知りという紹介をされていましたが、とにかく、剛くんは人との距離の取り方が独特です。しばしば携帯番号を変えて、新しい番号はV6のメンバーにすら教えない。井ノ原くん曰く、メンバーにアドレスがバレるたびに変えるらしいですし、前述のように「メンバーが嫌い」という発言もする。

とはいえ、剛くんにとってはV6が特別な場所であることは確かなはずなのです。昨年の20周年イヤーではメンバーに対する想いをよく質問されていましたが、剛くんは素敵な回答をしているのですよ。別冊カドカワDIRECT(V6総力特集)では「一人の現場ってあまりご飯を食べれないの。緊張し過ぎて、お腹が減らない。(中略)それが6人での現場だと、普通にお腹が減る。そこが自分にとって”普通”の場所だから、安心してるんだろうなぁ。」、2015年アニバコンパンフレットでは「家族であってもわかんないところはあるし、友達のことだって全部はわからないって中で、自分のことをほぼ理解してくれているメンバーがいるって、すごいことだと思います。」と発言しています。

確かに、V6のメンバーって剛くんの好き・嫌いとかを理解して、尊重している雰囲気が結構ある。同時に剛くんの感覚を信用しているところもあるように思う。素敵な信頼関係だと思います。

というわけで、それぞれのメンバーとの関係性について私が感じていることを書いてみます。

坂本くんと剛くん

悪い意味ではなく、独特の距離感があるように思います。不必要なことは話さず、話すときもお互いそっぽを向いて話しているけど、しっかり会話は成立している感じ。父親と大きくなった息子のような距離感?

ちょっと前のアメージパングで、料理好きの坂本くんが所持している包丁の数(10に近い)について、共演のサコさんや瞳子さんがただただびっくりしている中、坂本くんの方を見ずに「まずいよ、結婚できないよ……」と低いテンションでこぼす剛くん。それを聞いて、やはり剛くんの方を見ずに、包丁の数を指折り数えた手を見ながら顔をくしゃっとさせて苦笑する坂本くんのリアクションがすごく好きでした。

長野くんと剛くん

長野くんはしばしばV6の母親的立ち位置と言われることがあるように、他のメンバーから甘えられたり、ツッコミを受けるにしてもチヤホヤされる感じのツッコミである場合が多いように思われます。でも、剛くんは長野くん対して辛辣な言い方を割とする。例えば、Super Very best 特典DVDの合宿での、冒頭の「やる気を出せ!」とか、韓国おごりエピソードで「寝たふり、コイツ」とか。でも、それは甘えと表裏一体というか、長野くんに心を開いている証拠でもあるのかも。実際、剛くんはライブで長野くんと絡んですごいニコニコしていたり、雑誌で「長野くんを守らないと」と言ったりもしていますし。距離がありつつ、甘えてる、母親と大きくなった息子の関係に近いのか?

井ノ原くんと剛くん

しゃべくり007では特に波長が合わない人として挙げられてしまった井ノ原くんですが、いやいや、お互い相当気に入っているでしょう。剛くんがお気に入りのおもちゃを見るような目で井ノ原くんを見ている時、二人ともすごく楽しそう。例えば、昨年限定復活した「学校へ行こう」では、学校ロケへ行く前に「あさイチ」に出なければならない井ノ原くんが焦って(わざとらしく)挙動不審になっているのを、後部座席から健くんと一緒にものすごく楽しそうに観察していました。剛健が面白がれば面白がるほど挙動不審をエスカレートさせる井ノ原くん。お互い大好きだろ。(そして、剛健を後部座席に並んで座らせたTBS様、素晴らしい判断です)

健くんと剛くん

ジュニア時代に剛健コンビとして人気だった頃からずっと一緒の二人は、特別なコンビであることはファンの目には確実なのですが、本人達はそれをわかりやすく言動で示すことは好みません。でも、行間とか映像の端とかから漏れ出す、隠しきれない関係性がファンを虜にするわけです。私が好きなのは、他の記事にも書いたのですが、2015年アニバコンパンフレットで、お互いに宛てた言葉です。

健くんから剛くんへ「デビュー当時から、自分を曲げたことのない人。本当に”ありのまま”。僕には到底まねできない。それを貫き通してるのがすごい。絶え間ない努力もあるんだろうな。」

剛くんから健くんへ「スポンジマンみたいな健。いろんな人の意見を聞いて、自分の中にどんどん取り入れ、ちゃんと自分の言葉にするところがすごい。それって自信がないとできないことだと思うからね。」

二人の性格は対照的で、しかしながら、いつも対称的なつり合いのとれた関係なのです。これを尊いと言わずに、何を尊いと言うべきか。

岡田くんと剛くん

この二人も、悪い意味ではなく独特の距離感が感じられます。でも、剛くんが「嫌い」という坂本くんと、「好き」という岡田くんとの違いは、デビュー時の坂本くんが剛くんを保護・指導する立場だったのと逆に、剛くんは岡田くんをカミセン最年長として保護・指導する立場だったという背景があるからでしょうか。兄が弟を見るように、剛くんは岡田くんを見てきたのかなあと。そして、それは今も変わっていないようです。昨年のNHK「SONGS」での発言がすべてを物語っている気がします。

「俺はね、想像できないから。岡田が背負ってるものとか。だから、大変だなと思うけど……だから、こうやって集まってる時くらいは、何も考えずに笑っててほしい」

面と向かい合ってのあーだこーだはあまりないけど、分かり合っている兄弟という感じ。

 

カミセンだとお兄ちゃん的な立ち位置の剛くんは、トニセンの前だと甘やかされる弟的な存在になる感じ。Super Very bestの合宿で、バーベキューの買い出しに「トニセン+剛くん」という珍しい組み合わせで向かったのですが、剛くんが買い物カートにきっちり商品を詰め込んだだけで「お前、仕事はえーな!」「さすがだな!」「すげーな!」とチヤホヤするトニセン3人。甘やかしすぎだろ!(だが、それがいい

 

メンバー以外だと須賀健太くんとの関係性も侮れません。「喰いタン」共演以来の仲良し。「V6」のワード登録でたまたま録れてたのですが、メレンゲの気持ちに須賀くんが出演したときに剛くんとのエピソードを話していました。剛くんの家に遊びに行った時に洋服をビニール袋にたくさんもらったとのこと。あの剛くんが家に上げたうえに洋服をあげるとは! 食事にも連れて行っているとか。相当に須賀くんが可愛いのでしょうね。

可愛がるといえば、今井翼くんも。もともと翼くんが熱烈に剛くんのことを敬愛していたことが始まりのようですが、剛くんも悪くは思っていないようです。音楽番組で共演したときに、剛くんはニコニコの笑顔を浮かべながら翼くんのお尻を蹴っていましたから*5。ジャニーズの先輩後輩カワユス。

 

⑥憧れるしかないセンス・天才さ

「①声」のところでだいぶ書いてしまったのですが、とにかく歌やラップに乗せられた感情のニュアンスが絶妙すぎて、「剛くんのセンスってスゲー!」としか言えません。

V6に楽曲提供している西寺郷太さんとcorin.さんはこんな風に剛くんのことを表現しています。

 

corin.:本当に天才。自分の役目も、良い悪いの感覚も肌でわかっちゃうっていうか。パッと何かに放り込まれたとき、自分が今何をすればいいかをすぐに察知する。

西寺郷太:剛くんは「音楽」っていうボールを挟んで対峙したときに、俺が珍しく「こいつには負けた」って思う人なんですよ。ボールをちゃんと立体的に捉えてるから、彼が取りに来たなら、任せようって思える。あ、天才が来た!って(笑)。

natalie.mu

 

たぶん、お芝居でも同じようなことを言われているのではないでしょうか。

剛くんは表現に関する努力はもちろんしているのでしょうが、それプラス、普通では容易に入れない表現の領域にスルッと入り込めてしまうような才能も備わっているのかなと思います。例えばそれは数学とか、勉強すればある程度できるようになるけど、解法を閃くインスピレーションの才能もかなり大事みたいなイメージ? V6のメンバーも剛くんのことを「天才」「天才」と言っていますし、とにかく、図抜けた感覚を持っていて、各所で一目置かれている感じ。

すごく適当に書くんですけど、剛くんが「過去を覚えていない」としばしば発言しているのは、過去の色々な仕事や色々な場面で、思考よりも感覚に頼ってアウトプットしたり、問題解決したりしてきたからなのかなと私は勝手に考えています。思考を追い越す閃きが剛くんの中にあるのかな、とか。本当、勝手な予想ですけど。

ちょっと話は変わるんですけど、ヴィジュアル系のバンドマンで「この人のセンスはズバ抜けておかしいなあ。天才なんだろうなあ」と私が思っている人が、昔のインタビューで「携帯変えると、前の携帯に入ってた番号が無きものになる(アドレス帳を引き継がない)」と発言していたんです。天才っていうのは人間関係に振り回されることを厭い、そうでありながら、周りが放っておかないような人のことなのかなと思ったり、思わなかったり。 

色々書いてみましたが、ただただ私は剛くんの表現のセンスがすごいなあと尊敬しているのです。

 

終わりに

文章が長くてすみません。最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございます。ド新規が作った文章なので間違いや思い違いがあるかもしれませんが、剛担の皆様におかれましては広い心でお許しくださるとうれしいです。

映画「ヒメアノ~ル」は、あの剛くんが岡田くんと一緒に見にいくと公言しているほどなので、かなりの自信作であろうと予測されます。ドキドキしながら公開を心待ちにしていようと思います。

舞台「ビニールの城」も待ち遠しいです。宮沢りえさんと共演とか楽しみすぎる。

V6のCDも楽しみです。

剛くんも、V6も、私はこれからも応援し続けます!

*1:手ぶらが好きな剛くんはビニール袋一つで海外へ行ったが、荷物が少なすぎて逆に怪しまれ事情聴取された

*2:V6を聴き始めの頃は3人の声の区別がつかなかった。

*3:6人とも声の魅力が異なる方向に向かっており、その6人の歌声それぞれに魅力があり、それが合わさった時の調和にも魅力があると思いっている。けど、この記事は剛くんのことを書く記事なのでそのあたりのことは泣く泣く割愛する。

*4:長いことヴィジュアル系バンドのファンをしていたから好みの傾向が矯正された気がする……。ジャニーズでいえば上田竜也くん系の造形が好きなのです。上田くんはきれいな筋肉がついているけどね。

*5:V6の愛情表現はとにかく尻にこだわることである。