ジャニオタじゃない音楽好きな人にも聞いてほしいV6のおススメ曲6選!!
どうも。バンギャル*1だったはずが、V6とか女子アイドル*2とかも追いかけ始めてしまい、時間とお金が常に足りないフミヅキです。
近頃はおうちで自粛生活してます。配信ライブだけしか見られなくて泣きそうです。でも配信ライブがあるから生きれています!
さて、そんなコロナ禍の中、25周年イヤーを迎えたV6はおうちで過ごすファンのためにたくさんのMVをYouTube上で公開してくれました*3。今までのネット嫌いなジャニーズでは考えられない快挙です!(V6が所属しているavexの行動力もすごい!)
私は常々思っていたのです。
実は現在のジャニーズの結構な数の曲について、グループのファン以外に情報が伝わっていないのではないかと。おそらくジャニオタですら自分のファンのグループ以外についてはシングル曲ですら追い切れてはいないと思います。
今は『皆で見る地上波音楽番組』みたいなものも減ってしまいましたし、そもそも「マス向けの音楽」が流行らない空気感である気もします。情報網が発達しているゆえに、自分好みの界隈を見つけられたら、そこだけでも掘りがいがあるし、わざわざよくわからん他界隈を掘る必要も感じないし……的なところもあるように感じます。
だから「V6ってまだ活動してるの?」「今どんな曲リリースしてるのか全然知らな~い」という方が結構いらっしゃって、でも、今のV6はアイドルっぽい曲に留まらない素敵な良曲をリリースしているんですよ! そのことを音楽好きな人にも是非是非知ってもらいたいのです!
ということで、avexさんが公開してくれたMVを使って、音楽好きな方向けにV6の素敵な6曲を紹介してみたいなと思います。
① Can't Get Enough
2017年リリースのシングル曲です。
いや~痺れるクールさですよね。アイドルらしいキャッチーさからはちょっと離れた曲で、こういう曲もシングル表題曲として切れるV6とavexを私は強く信頼してるわけです。
クールなダンスチューンはV6らしいと言えるかもしれませんが、ダウナーなテンションで洋楽的な香りもかなり強く、歴代の曲と比べると異質感がありました*4。歌唱ではファルセットを多様し、大人のセクシーさを感じられます。
リリース当時、この曲に対してtwitter上でw-inds.の橘慶太さんが好反応をされていたと記憶しているのですが、ツイートが見つからなかったです……。残念。
この曲が気に入ったら、アルバム「The ONES」の「Get Naked」(Coming Century*5が歌唱、アルバム通常盤にのみ収録)も刺さるんじゃないかなと思います。
② 刹那的Night
2017年にリリースされたアルバム「The ONES」収録の石野卓球さん提供曲です。
これはディスコナンバーと言ってしまっていいのでしょうか。古さと新しさが同居する絶妙なセンスのダンスナンバーという印象があります。イケイケ(古い?)なディスコのノリとファンキーな楽器の音の調和がカッコよすぎる。あと野太い感じのファンキーなベースの音も好き。さすが卓球さんですよね。
曲中、管楽器が猛烈に演奏するカッコいいパートがあるじゃないですか。あそこは音楽番組やコンサートでのV6のダンスも非常にキマッていて、ロックダンスっていうんですかね? カッコいいです。
この曲が気に入った方は、シングル「ある日願いが叶ったんだ / All For You」の通常盤にのみ収録されている「NOIZ」も面白いと思うので聞いてみてほしいです。
③ Right Now
清水翔太さん提供で、Super Powers(ワンピースのOPに採用)との両A面シングルとして2019年にリリースされました。
R&Bの空気感で、体を軽く揺らしながら聞くのが心地よい曲です。こちらもCan't Get Enoughのようなダウナーなカッコよさがありつつ、清水翔太さんならではのナチュラルな暖かみを感じます。同時にふんわりと香水のように漂う色気も素敵です。
あと、この曲の歌いだし(さっきまでの君と違うね~)は森田剛くんなのですが、この剛くんを筆頭に曲の世界観について歌でのニュアンスの出し方が6人とも素敵じゃないですか?*6
こちらを気に入ったら、シングル「Crazy Rays / KEEP GOING」の通常盤のみに収録されている「TL」もおススメです。
④ サンダーバード-your voice-
2004年発売のシングル曲です。(今回紹介する中で一番古い曲)
この曲は出来れば低音がきちんと聞こえるヘッドフォンやスピーカーで聞いて頂きたいのですが、ビートを刻むリズム音がめちゃくちゃ良くないですか?
とにかく、トラックがカッコいいです。
まず気になるのがベースラインで、蠢くように轟く音がカッコいい。
そしてパーカッションは、カサカサ感がするというか、生音感を減らした音色にしてあるのかなと思うんですけど、その音色での小刻みな音がトラック全体と小気味よく調和していて気持ちいいです。
私はあまり音楽の製作工程については詳しくないのですが、この曲はほとんど打ち込みで作っているのでしょうかね? 人工色強めな味付けがカッコよく感じます。
⑤ Wait For You
(曲が始まるのが0:45くらいからなのでご注意ください)
2015年にリリースされたベストアルバム「SUPER Very Best」の初回生産限定盤Bに収録されています。(今だと入手しづらいかもですが……)
レディー・ガガのプロデュースにも携わっているRedOne氏より楽曲提供され、Def TechのMicroさんが歌詞を付けてくださいました。
ジャンルはEDMでいいんですかね? でも、私としてはナチュラルで静謐な雰囲気を感じる曲です。個人的には白々と朝焼けに滲む海岸のヴィジュアルイメージを受ける曲でした。
Microさんの歌詞も、海外から提供されたトラックとのバランスに絶妙な心地よさがあって素敵です。Coming Centuryの「Get Naked」もリアーナに携わった方から提供されたトラックにMicroさんが歌詞を付けているのですが、やはり絶妙な心地よさがあります。
⑥kEEP oN.
2013年リリースのシングル曲です。作詞・作曲・編曲は西寺郷太さんとcorin.さん。
私はこの曲の初見は後でリリースされたアルバムだったのですが、「ふ~ん、アルバムだとこういう遊び心がある実験的な曲を入れるんだな~」と思ったらシングル曲で驚いたという挑戦的な曲です。
曲の冒頭、少し牧歌的な雰囲気のバラードが始まった?と思ったら、バリバリのダンスチューンに変わり、剛くん健くんのラップが入ったと思ったら、突然坂本くんと健くんのミュージカル(?)が始まって、最後は井ノ原くんのゆるい弾き語りで終わる……という物凄い展開の楽曲です。
でも、まったく別ジャンルの音をパッチワークのように繋ぎながらも、1曲として美しいまとまりを見せている凄い曲です。この曲は、各メンバーがソロ活動でそれぞれの領域を開拓し続けているV6を体現している曲だと私は思っています。
西寺郷太さんとcorin.さんが組んだ楽曲は「Sexy.Honey.Bunny!」や「POISON PEACH」など面白い曲ばかりなので、是非聞いてみてほしいです。
そんな感じでおススメ6曲について書いてみました。
これを書きながら思ったんですけど、V6は早くサブスク解禁しなよ……。
(と言いつつ、私自身は音楽はCDで買う派なのでサブスクは利用していないのですが……)
アイドルな曲にも力を入れつつ、挑戦的な楽曲もリリースし続けるV6がとてもカッコいいと思って私はファンを続けています。もし今回ご紹介したいずれかの曲を気に入って頂けたら嬉しいです!