THE STARRY RIFT

ヴィジュアル系バンドや女性・男性アイドルについて気ままに駄弁るブログです。

私が好きなV6の曲6選!!

どうも。バンギャル*1だったはずが、いつからか女子アイドルとかV6とかも好きになってしまってお金と時間が足りないフミヅキです。

V6の解散が発表されて、それについて書きたいような、書きたくないような、まだちょっと整理がついていない感じもあります。なので、今回は私がV6のオタクとして純粋に好きな曲について記したいなと思います。まずは純粋に大好きだという気持ちを残したかったからです。

 

以前に ジャニオタじゃない音楽好きな人にも聞いてほしいV6のおススメ曲6選!! - THE STARRY RIFT という記事を書きました。これはアイドル的な曲ではない、アーティスティックな側面のある曲を自分なりにまとめたものです。

でも、私はアイドル的な曲も大好きです。アイドルにしか表現できない世界観というものが絶対にあって、バンギャルだけしていた昔には理解できなかったそういう音楽が今は私の救いになっているのです。

そして、アイドル的な曲もアーティスティックな曲も、手加減なしにクオリティー高い作品をリリースしてくれるV6のことが私は大好きだし、尊敬しているのです。

そんなわけで、外の評価とか誰に聞かせたいとか関係なく、今回は純粋に私の好きな6曲を挙げたいと思います。ただ、実際のところはその日の精神状態とか体調とかによって好きな曲は揺れ動くので、あくまで今日の気持ち!って感じの選曲になっています。

 

①Supernova

V6のファンが超大好きな曲で、シングル曲ではないのにファン向けアンケートで毎回上位に(おそらく毎回1位2位を争うレベルで)ランクインしているものと思われる曲です。

私もご多分に漏れず大好きです。「もうすぐ職場に着くけど行きたくねぇな~」って時とか、「あ~今日は仕事の課題がうまくこなせなかったな~」って時など、「こんな時はV6聞いてテンション上げるか~!」という時に携帯ウォークマン*2でポチっと再生させる曲です。その瞬間に私は薄暗さと煌めく照明が彩るクラブへ転送され、イケイケのお兄さん達がスタイリッシュに踊る世界を幻視するのです。

そもそも、私の初めて買ったV6のCDが「Oh! My! Goodness!」なので、この曲は私が初めてちゃんと聴いたV6の楽曲なのですよ。なんというか、音楽的に何かが特別すごいのかと言われるとそうでもないような気もするのですが、この曲を聞いた時、とにかく「何これ、何これ! ヤバくない? V6ってヤバくない!?」とテンションが上がりまくった曲でした。

剛担な私にとっても、この曲は聴きどころ多数です。ソロパートでキラキラセクシーな雰囲気で歌ってたかと思うと、次のソロパートでは絶妙に力を抜いた歌い方しるなど、歌声への感情のニュアンスの乗せ方がすげー!と気付くキッカケになりました。そして、剛くんはそういう風に歌に感情を乗せつつもリズムへの乗り方のカッコよさも半端なくて、ヤベー剛くんヤベー!となりました(すごすぎて語彙が追い付かない)。そして何より、ライブにおいて「ガラガラハビングッターイ」のところを剛くんが一人センターで踊りだし、リフレインで他のメンバーが加わっていく構成が超絶カッコよすぎて鼻血が……!

歌詞の世界観としては身も蓋もなく書けば「ナンパした女との一夜の火遊び」ですよね。直接的な描写は少ないですが、「一夜に燃え上がる心と体」的なニュアンスの歌詞で(古臭い表現ですみません……)、ジャニーズがこのテーマでいいのかという面もあるかもしれませんが、その懐の深さがV6(とavex)のいい所なのではと思っています。

なんだかんだ、カッコいいお兄さんたちがカッコよく遊んでる姿は素直にカッコよくて憧れちゃうわけです。つまり、文句なくカッコいい曲で、初めて聴いた時からずっと大好きです!

 

②walk

これ、マジでいい曲ですよね。なんかもうそれしか書くことがないというか。

私は基本的には寂しい・悲しい・痛みを表現した曲が好きなのだと思います。バンギャルを始めた時もそういう曲に惹かれたことがキッカケでしたし、そういう曲しか好きじゃなかったです。でも、いつからかストレートに希望を歌う曲も素敵だなと思えるようになって、アイドルの曲もいいなと感じるようになりました。

そんな私にとって、この曲はバシバシ心に刺さってくる曲です。

この曲は心地よいミディアムバラードで、日々訪れる不安や心の痛みを恐れつつ、それでも誰かを信じて共に歩いていけることの希望を歌っています。聴いていると心がキュッと締め付けられるように切なくなってしまうのに、温水に浸かっているような心地よさも同時に感じるのです。それは心のこわばりがほどけていくような心地よさです。

圧倒的に広がる世界に不安は募るけれど、「笑い飛ばせるさ」と歩き続けることを後押ししてくれる。そういったことが「道」とか「流れ星」とか「滑走路」とか「見上げた空」とか、シンプルに綺麗な言葉で表現されているところがいいなと思っています。そして、V6はリスナーの心をそっと支えて応援してくれる曲が似合うと改めて思うのです。

コンサートの演出BGMにも時々この曲が使われていることもあって、「V6の在り方を表す曲」と思っています。

 

③PINEAPPLE

大人な曲ですよね。 「メロウイエローなパイナップル」という言葉一つとっても、曲の雰囲気に酔って頭がくらくらしちゃいそうです。

バックの音とか歌のメロディーとかは大人で艶やかなイメージだと思うのですが、決して遊びの恋ではなく、深い愛とか真実の心を歌った曲です。この艶っぽさと深い愛情を両立させた世界観は、年を経たV6だからこそ表現できる世界なのではないのかと思うのです。

大胆さと繊細さの両方含んだダンスも素敵ですよね。あと、6人それぞれのソロの声の雰囲気が良すぎて、ひやあああ~と悲鳴をあげそうになります。6人とも声の雰囲気とか歌い方がバラバラで、でも、それがいいんですよ。

この曲は離ればなれで画面越しでしか会えない人への深い愛情を歌っています。

V6の25周年イヤーはコロナ禍で有人コンサートができませんでしたが、剛くんがこの曲をV6とファンの関係として捉えている旨を雑誌で発言していました。普段はそういうことを言わない剛くんがそういった言葉をくれたことが、私は驚きで、すごく嬉しくて照れちゃったという記憶があります。そういった部分がまた、この曲を思い出深くしている理由かもと思っています。

 

④HELLO

これも本当にいい曲なんですよ。

V6が二十周年の時に出したベストアルバム(SUPER Very best)は複数バージョンがあり、初回A盤・初回B盤・通常盤・V6 20th ANNIVERSARY SHOP限定盤の他にLoppiHMV盤がリリースされました。HELLOはそのLoppiHMV盤にのみ収録された新曲です。

大変に失礼なお話なのですが、私は購入前はこの曲にそこまで期待していませんでした。というのも、初回Aの新曲はV6メンバー全員で作詞、井ノ原くん作曲というまさに20周年記念ソング、初回Bの新曲はレディー・ガガの楽曲に携わっているRedOne氏の提供ということで、そうなるとさすがにLoppiHMV盤の新曲のクオリティーは見劣りしちゃうんじゃないかなーと勝手に思っていたのです。

それが聴いてみてビックリですよ。マジでこんなに良曲がこっちにも来るの!?って。

上でも書きましたが、私は寂しい曲が好きなんです。

HELLOの歌詞は何か大切なものを失くしたり、忘れたりしてしまいそうな寂しさ・不安を表しつつ、それでも優しく懸命に誰かに呼び掛け続けていて、素敵な歌詞です。音や歌声はナチュラルで穏やかな雰囲気で(少し牧歌的な雰囲気もあるかも)、聴いていてとても心地よいのです。なんだか心が疲れたなという時に聴きたい曲です。

 

⑤Feel your breeze

私はV6の歌声の良さの1つとして「爽快感」があると思っています。この曲ではそれが遺憾なく発揮されていると思います。爽やかなアコギの音と絡むFeel your breezeの爽快なメロディーって最高じゃないですか。

そして歌詞もまた良いんですよ。

「想像してた未来がいまと少し違っていたって」それでも想いは続いているという。アイドルらしい曲だと思うんですけど、なんというか、大人になる過程の苦味を含んでいる感じが心憎くて超いい!って思っています。

大人になっていく中で理想どおりにはならないけれど、それでも何かを信じているという、ちょっとほろ苦く、でも真っ直ぐ真摯な心情が爽快な音と共に歌われていて、アイドルが歌うからこそ世界観が素直に伝わってくる曲だなと感じています。

かなり自分勝手な解釈なのですが、私はFeel your breeze は Believe Your Smileの続編と思っています。Believe Your Smileは「いつか来る君との未来」を純粋にひたむきに信じている少年を描いていて、Feel your breezeでは「君と迎えた未来」は思い描いていたものとは少し違う部分もあったけれど、それでも共にいることを信じ続ける青年のイメージなのです。

現実には永遠なんてありえないんだろうけど、それでもアイドルが歌う永遠ってすごく魅力的だし、信じられてしまうのです。光の方を向こうとする曲で、昔の私だったらそんなに好きじゃなかった曲かもしれませんが、今は曲から溢れてくる輝きを素直に素敵だなと感じています。

 

⑥ミュージック・ライフ

ライブDVDで初めて見て、「な、な、なんだ、この多幸感は……!」と思って、慌ててこの曲がカップリングに入っているCDを買いに行きました。歌の力を信じるポジティブな楽曲です。

ポップに弾ける明るくキュートな曲で、個人的な妄想なんですが、歌の魔法や武器で戦う的なアニメのテーマ曲というイメージを持っています。アイドルらしいポップソングだな~と感じつつも、同時に、そこはかとないお洒落感が漂っているというか、垢抜けた感じがするのが、西寺郷太さんの提供曲って感じがして大好きです。

聴いていると、楽しく体を揺らして音に乗りたくなるし、歌詞も楽しくて可愛いし、なんだかキュンキュンしてしまいます。

ラップパートも好き! ラップパートをみんなでユニゾン(という表現でいいのだろうか)してるのが、楽しくて可愛くてやっぱりキュンキュンしちゃいます。サビをみんなで合唱しているのも超可愛い!

あと、大サビ(落ちサビ?)っぽいパート「とても大きな力に ~ MUSIC IS MAGIC」のところ、6人のソロが続いていって最後に皆の合唱になる展開が本当に大好きなんです。これがアニメのオープニングだったら、それぞれがソロで武器を構えるポーズがヒュンヒュンって通り過ぎていって、最後に6人そろってのキメポーズだろ!って思っていて(勝手な妄想ですみません)、本当にテンション爆上がりで大好きです。

私はこの曲が大好きすぎて、どうしても精神的にヤバくなった時に聴こう!と思っており、「ま、まだ私は頑張れる……!」という時には聴かないようにしています。大好きなのに、大切にしすぎて再生回数自体はそこまで多くないという、私の歪んだ部分が出てしまう曲でもあります(笑)

 

 

そんな感じで、6曲まとめてみました。でも、マジでこれ以外にも好きな曲多数で、日ごとに変わる部分もあります。というか無理やり6曲選んだけど、無理じゃん!

本当にV6大好きで、次のシングルも、制作中と思われるアルバムも期待!期待!期待!!です。寂しい気持ちはあるけれど、楽しみ!っていう気持ちを今は大きく持ちたいと思っています。

 

 

 

 

*1:ヴィジュアル系バンドのファン

*2:ヴィジュアル系からアイドルまで保存容量デカすぎてスマホでは対応しづらい、今までのファイル形式からapple系には乗り換えづらいゆえ、私はずっとソニーウォークマンユーザーです。