THE STARRY RIFT

ヴィジュアル系バンドや女性・男性アイドルについて気ままに駄弁るブログです。

ひめキュンフルーツ缶、5人全員の卒業が決まったそうです

どうも。お久しぶりの更新となってしまったフミヅキです。長らくバンギャル*1をしている私ですが、ここ2・3年は女性アイドルやV6のファン活動も並行して行っているクソDDでもあります。

 

さて。

私が大好きな「ひめキュンフルーツ缶」という愛媛を拠点にした女性アイドルグループにおいて、メンバー全員の卒業が決定しました。

4月1日より体調不良でお休みしておりました「河野穂乃花」ですが、本日6月16日付で卒業する事になりました。
2010年に結成し、2012年3月より5人でがむしゃらに邁進して参りましたが、メンバー、スタッフで今後の活動について幾度も話し合いの場を持ちました結果、「谷尾桜子」「奥村真友里」「岡本真依」「菊原結里亜」も10月末で卒業という決断に至りました。7年に渡り多大なるご声援を賜り誠にありがとうございました。

(中略)

尚、ひめキュンフルーツ缶は、11月より新たなメンバーにて活動を行います。

(後略)

ひめキュンフルーツ缶

 

ほのかちゃんがお休みになって、ひめキュン新メンバーの募集が始まり。そして、ほのかちゃんの卒業した日に、他の全メンバーの卒業決定を告知。さらに、全員が卒業した後のひめキュンフルーツ缶はまったく新しい子達が引き継いでいくと。

この報告を見て、なんというか、絶句というか、とにかく複雑な気持ちでした。アイドルグループって誰のもの?という気持ちもあります。ひめキュンの場合は地元の活性化とか、地元密着なお仕事もあるため、関係者のことを考えると「ひめキュン」というブランドを消せないのかもなと考えたりもしました。難しい問題です。

 

例えば、バンドだと音楽的志向の合う人や個人的な繋がりから集まって、自分達でバンドのコンセプトを決めてバンドを作っていくイメージ。対して、多くのアイドルグループは運営者(プロデューサーなど)がコンセプトに沿って人材を集めて、グループを育成していく面が大きいのだろうと思います。ゆえに、グループのブレインである運営者がいれば、卒業と加入を繰り返してグループを維持することも可能となるのでしょう。こういう世代交代みたいなものって、女性グループだと割と普通のことなのだろうとは思います。

そして、そういう組織体系であるからこそ、アイドルグループというものには、出自や個性のまったく違う人達が偶発的に集まり、一から関係を築いていくというドラマ性・成長物語・青春物語的な魅力があるのだと私は感じています。そういう部分に惹かれているのも確かなのです。

とはいえ、なんというか、やっぱり複雑な気持ちは拭いきれない部分も……。

 

今回のまいちゃんのコメントにもあったとおり、「このメンバーならどこまででもいける!」という意識はメンバーにずっとあったのだろうと思うし、それは言動としても出ていたし、私もそれを信じていたから、やっぱりどこか切ないです。だって「第一章」を終えて、これからさらにたくさんの歴史を積み重ねていくものだと思っていたから。(それは新しい子達に託されるのかもしれないけど、5人で紡いでいくものなのだと信じていたから)

私はV6のファンもしていて、彼らが20周年の時に昔の映像を見ながら「あの頃のダンスはさ~」「あの頃の○○くんってさ~」みたいに昔話をしているのを見て、ひめキュンにもいつかそんな日が来たらとても素敵だなと想像したことがあります。女性アイドルが同じメンバーで長期間活動するのは難しいことなのかもしれないけれど、ひめキュンのパフォーマンスや団結力があれば、そういう未来もありえるのかもしれないと想像してニヤニヤしていたのです。

だからやっぱりショックな部分はどうしてもあり……。

 

ただ、ほのかちゃんの卒業が決まって、他の4人も同じく卒業を選択をしたことについては、寂しい気持ちはもちろんですが、納得というか、すごいなと思う部分があります。

もともとは8人で活動していたひめキュンフルーツ缶でしたが、途中で中心メンバーが卒業していって5人になり、周りの大人達の間では「解散」という選択肢も浮上していたようです*2。でも、5人は「脱退したメンバーを見返したい!」「この5人で頑張りたい!」と一念発起して団結、たくさんの努力や工夫を重ねて、やがてメジャーデビューし、活動規模を大きくしていきました。NHKのお仕事に関わったり、アイドル業界の外の世界のバンドの人達と一緒に組んでライブやCDリリースをしたり、凄いことだと思います。

それもみな、5人の団結力、信頼関係によるものだと思います。

「この5人で夢を掴む!」という意識が5人とも強かったのだろうと思います。だからこそ、こういう選択をしたのかなと思ったり。そうだとしたら、とても素敵な5人だなと思います。

 

グダグダと書いちゃいましたけど、私ももういい年のおばちゃんなので、メンバーが自分で決断したことにアレコレとケチを付けるような野暮はしたくありません。彼女達が前を向いて決めたことなら、それを支持して応援したいです。彼女達が彼女達の信じる道を進んで幸せになることを望んでいます。

それに、4人体制での活動はまだまだ続くので、そのライブも楽しみたいですしね!

 

最後に。

ほのかちゃん、お疲れ様でした。ほのかちゃんのふんにゃりした笑顔とか、笑顔の時に見える八重歯とか、ちょっとふんにゃりした話し方とか、デザインした衣装のカッコよさとか、とにかく、大好きです。しばらくはゆっくりとご自愛ください。

4人は10月までまだまだライブもお仕事もたくさんあると思うので、卒業まで頑張ってください。応援しています。

カッコよくて可愛いひめキュン、ヒュンヒュンと効果音が聞こえてきそうなキレキレのダンスを踊るひめキュンが大好きです。CD屋さんで何の気なしに試聴してみた「バズワード」(シングル)の、ワンフーズ目のみんなの合唱のキラキラした歌声に、一気に心を撃ち落とされてしまった時の感覚は今でも覚えています。

5人が卒業後にどんな道に進むのかはわからないですが、5人ともが幸せでにこにこ笑う未来が来ることを祈っています。やっぱり好きになった子には、いつまでもずっとずっと幸せに笑っていてほしいから。

 

youtu.be

 

 

*1:ヴィジュアル系バンドのファン

*2:私は5人体制の時期から入ったファンですが