ゆるめるモ!のミニアルバム「Electric Sukiyaki Girls」にハートを撃ち抜かれちゃったんだよ!
皆さま、「ゆるめるモ!」という女性アイドルグループをご存知でしょうか。六人組の脱力系?アイドルグループなのですが、彼女たちのミニアルバム「Electric Sukiyaki Girls」がすげー大好きになっちゃったので記事を書きたいと思います。
私がどうして彼女たちを知ったのかと言うと、前の記事でも書きましたが私はひめキュンフルーツ缶という女性アイドルグループが好きで、そのひめキュンが出るイベントを検索して探していたら、そこにゆるめるモ!も出るらしくて写真が出ていたのですよ*1。その写真でメンバーのようなぴちゃんが当時、真っピンクの髪をしていて、「すげー気合入ってるアイドルがいる!」*2と思って、ゆるめるモ!を調べ始めたのがキッカケです。
YOU TUBEで試聴してみると、なんだかニューウェーブっぽい?曲をカラフルなツナギを着たアイドルが歌っていて、結構面白いグループなのではと思い、とりあえずCDを買ってみることにしました。
それで買ってきたのが「Electric Sukiyaki Girls」というミニアルバムなのですが、これがまたかなりいいのでは!という作品でして。今日はそのミニアルバムの内容について書いていきたいと思います。
1曲目:あさだ
ドラム+ベースのみの緩いリズムで始まる、なかなかに渋いイントロ。そこにふわふわした女の子の声で、なんだかよくわからんふわふわした歌詞が乗っかってくるのです。
これだけでもう「おお!」という感じで耳を奪われてしまいました。
たまにピコピコした音とか缶を叩くみたいな音が入りますが、基本的にはドラム+ベース+女の子の声で成り立った曲になっています。
歌割り的にソロパートが多いので、個人ごとに全く違う歌声が際立ち、そのソロパートもやはりよくわからんふわふわした歌であり、合唱部分もやはりよくわからん緩いノリでリスナーを翻弄してくれます。
渋さと可愛さが両立した曲で、女の子アイドルのキラキラしたイメージを持って聴くと確実に面喰う訳ですが、その違和感が味わい深い曲になっています。
2曲目:生きろ!!
うって変わってこちらは王道アイドルソングっぽい雰囲気だと思われます*3。打ち込み音主体のノリのいい元気な曲ではあるのですが、切なさを含んだ曲になっています。
低音部がクラブでかかる音っぽい感じ。な気がする。
口ずさみやすい曲でもあり、そういうところがアイドルソングのいいところだなと思います。
3曲目:私の話、これでおしまい
やはりリズム音がクラブでかかる音っぽい感じ。これも切ない系の歌です。歌自体は割とナチュラルソングな雰囲気だと思うのですが、クラブ系のトラックに乗せてあるのが斬新かもです。
途中メンバーの声を加工して継ぎ接ぎした部分が面白いのと、ラップというか台詞?がピュア感満載でいいですね。合唱部分もきれい。女の子の合唱というのはいいものです。
4曲目:アーメン
これも、緊張感のあるイントロがユニーク。ベースの音がいい仕事をしていますよね。歌が始まっても、しばらくベース+ドラム+女の子の声のみで進み、たまに入るユニークなギターフレーズが良いスパイスを利かせているのだと思います。
探るような緊張感のあった曲が、途中から緩んでだんだんと可愛らしい雰囲気にシフトチェンジしていくのですが、それが心地よいです。やはり、可愛いは正義であるなあ。
5曲目:スキヤキ
これもなかなかにすごい曲。題名からしてすごいんですけど。
細かい打ち込みのリズム音が緊張感ある固い雰囲気を演出していて、最初は女の子達も緊張した声音で歌っています。
が、そこから途中で入ってくるラップが超可愛いのです*4。
サビの合唱が切ない系のきれいなメロディーで、全体的に暗く硬い雰囲気の曲をやわらかくしているように思います。そういった硬と軟の対比が逆に心地よく感じさせてくれるような気がします。
まあ、聴いてみてくださいよ!
どうです。なかなかすごいでしょう。
しかも、アイドルのPVなのに、どうしておじさんがメインで映っているの?という。
「Electric Sukiyaki Girls」はミニアルバムではあるのですが、カラオケ―バージョンも5曲分きっちり入っていました。女性アイドルのCDってそういうものなのですかね。とにかく、とても楽しい作品でした。
まだまだ勉強し始めたばかりなので、ゆるめるモ!についてはよくわからない部分もあるのですが、これからも、ゆるめるモ!の活動を追いかけていきたいなと思っています。