THE STARRY RIFT

ヴィジュアル系バンドや女性・男性アイドルについて気ままに駄弁るブログです。

個人的☆2018年の音源ベスト10!!

どうも。バンギャルだったはずが、いつの間にやらV6だとか女子アイドルだとかまで追いかけ始めてしまったフミヅキです。もう2019年の2月なんですけど、昨年やり残してしまったブログ企画……個人的に2018年発売音源の中でどれがお気に入りだったのかを記事にしたいと思います!

ヴィジュアル系、V6、女子アイドル入り乱れております。しかしながら、やっぱりヴィジュアル系のCDを多めに買っているので、ランキングはヴィジュアル系多めです。その辺りはご了承願います。

 

第10位 uijin・everything is practice

タワレコに行った時、女子アイドルコーナーでたまたま試聴して「これはよい!」と直感して購入したミニアルバム。恥ずかしながらその時まではお名前も知らなかったのですが、一気にお気に入りCDになりました!

1曲目・2曲目が連続してアッパーなテンションの可愛いパーティーチューンで、とにかく気分がアガります。そこから一転、爽快でありつつ青春の切なさが詰まったロックチューンに切り替わっていく展開が心憎くて大好きなミニアルバムです。

 

第9位 Royz・WORLD IS MINE

語弊があるかもしれませんが、私の中ではRoyzには「今時なヴィジュアル系の王道」のイメージがあります。きれいでしなやかなハイトーンのボーカル、激しめサウンドだけどキラキラ感もあって。このアルバムも、エースピッチャーが豪速球のストレートをキャッチャーミットのど真ん中に投げ込んでくる感じがあって、聞いていてとても気持ちいいアルバムでした。

個人的にはやっぱりシングル曲のストレート感が好きだし、他には「脳天開闢」「VICTIM -洗礼零式-」の壊れた感じもお気に入りです。

 

第8位 ナナ・CALL US

Sadieの亜季さん(今の名義はAKIさん)が昔参加されていたバンドが満を持して復活し、アルバム作品をリリースし、ライブも開催されました。亜季さんの他にもChiyuさんとかSHARSHIさんとか豪華なメンバーが揃ったバンドです。

様々なキャリアを積んだメンバーさん達が作った作品なので、根底となるかっこいいロックの上にキラキラ感があったり、HIPHOP的な要素があったり、お洒落感があったり、キャッチーだったりと、楽しいアルバムになっています。そんな曲達を、ボーカル・山沖さんのブルージーというか、ちょいハスキーでやさぐれた雰囲気の色気ある歌声で覆っています。そのバランス感がめっちゃお洒落で、お気に入りのアルバムです。

 

第7位 GOTCHAROCKA・Baccarat

私はThe THIRTEENというバンドのファンなのですが、2018年はThe THIRTEENとGOTCHAROCKAとRAZORとでの対バンツアーがあり、私も複数会場参戦しました。それまではGOTCHAROCKAってあまり聞いたことがなかったのですが、こんなに楽しい音楽なのか!と慌てて本作を購入。

おもちゃ箱をひっくり返したみたいな、めちゃくちゃ楽しいロックです。歌も楽器隊の演奏も同期の音もキャッチーで、キュートな雰囲気だけど大人っぽいお洒落さもあって素敵なミニアルバムでした。

私の勝手な印象なんですが、CDで聴くよりライブ会場での方が樹威さんの歌が素敵に聞こえた気がする不思議(ピッチのぶれなさもすごかった!)。芳しい匂いが漂ってきそうな魅力的な声ですよね。

 

第6位 DADAROMA・「This is "LIVE"」

実はあまりDADAROMAに詳しくないのですが、このアルバムはもしかしたらDADAROMA王道とは少し違うイメージの作品なのでしょうか?(もっと病み系ゴシックなイメージ?)でも、好きな雰囲気の作品でした。

1曲目から捻じくれて病んだ視点からの轟音ロックで、「めっちゃいい!」ってニヤニヤしてしまいました。バラードっぽい曲も疾走感のあるロックも暴れ曲も、どこか捻じれた世界観であるところが素敵です。

尖っていてかつ緻密な楽器隊の音と、キャッチーだったりミステリアスだったりな同期ものの音とのバランスが、私的にとても楽しくかっこよく聞こえるサウンドでした。あと、よしあつさんのちょっと棘のある美声も曲の世界観を深くするなあと感じます。

DADAROMAの復活よかったです。新しい作品も好きでしたよ~!

 

第5位 V6・Crazy Rays / KEEP GOING

V6としての音源は2018年においてはこのシングルのみでした。しかしながら、そのクオリティーの高さたるや!

大人なV6を堪能させてくれるお洒落な楽曲群にトキメキ倍増です。通常盤は4曲収録なので、ちょっとしたミニアルバムくらいの満足感がありますね。(初回A・Bの特典映像も楽しく素敵なので是非見てほしいです!)

通常盤の4曲ともお洒落の方向性が違うので聞き飽きません。

タイトル曲(今回はダブルA面)である「Crazy Rays」も「KEEP GOING」も楽曲自体のお洒落さカッコよさはもちろん、V6のダンスが良すぎるので是非映像も見てほしいです。年々ダンスの表現力や複雑さが増していく気が……平均年齢が40歳超えたのにすごい!

ちなみに私のお気に入り曲は通常盤のみ収録の「TL」です。大人な洋楽R&Bっぽい感じで、ゆらめいて酩酊するような音楽が素敵すぎて、私は蕩けてしまいそうになります。

 

第4位 校庭カメラガールドライ・New Way of Lovin'

校庭カメラガールドライはラップをする女子アイドルグループです。ラップ主体のクールな楽曲がとにかくカッコよくて痺れます。2018年、何回かライブイベントで見かけて気になるグループだなあと思っていたら、いつの間にかハマっていた(笑) そして、私の中で明確に「推し」と呼べる女の子が爆誕していました。

彼女達はダンスはしないのですが、その分、ラップと歌のクオリティーがすごく高いです。可愛い曲というよりは、ちょっと暗めな曲とか寂しい曲が多い印象。その世界観にマッチするクールなラップとか、心に染みるような歌声とか、メンバーの表現力に感動します。

テクノとかトランスとか躍るための音楽が中心にありつつ、ナチュラルな優しい手触りの音も混ざっていて、聴いていると心が音楽に溶けていく感じがします。ライブで踊るのも楽しい。カッコいい曲ばかりなので、女の子にも是非聞いてみてほしいです。

 

校庭カメラガールドライ ミニアルバム「New Way of Lovin'」感想 - THE STARRY RIFT

 

第3位 Plastic Tree・doorAdore

このアルバムを聴いて、私は「Plastic Treeって金太郎飴みたいだなあ」と思いました。何言ってんの?って感じですが(笑)、いつの作品を聴いてもPlastic Treeの芯を貫く世界観を感じるのです。当然継続した年月に伴う変化や進化(深化)があるわけですが、でも、「この作品はプラ以外に作れないし表現できない」という感想は不変です。例えば、今回のアルバムの1曲目「遠国」を聴いた時、私は「この酩酊感・浮遊感、プラのアルバム1曲目すぎる~!! これだよ、これこれ~!!」と奇妙な感動をしていました。

割と轟音サウンドも使っているのに、温い水に揺蕩うような心地よさと酩酊感が気持ちよい音楽。一度入り込むと抜け出せない音楽ですね。Plastic Treeらしさに満ち溢れた作品に酔いしれました。

 

Plastic Tree 14thアルバム「doorAdore」感想 - THE STARRY RIFT

 

第2位 The THIRTEEN・URGE -アージ-

The THIRTEENのお二人がやっていたSadieというバンドは「哀しみ」を一つのテーマにしていたのですが、最初の頃のThe THIRTEENではSadieとは違う音楽性を見せていました。ヘヴィーな音が多めなのは共通点かもしれませんが、The THIRTEENではもっと爽快だったり明るかったり応援歌っぽい感じだったり、気分がアガる音楽が多いイメージでした。しかし、前作(Evil Mad Science)ではSadieの音楽性に回帰するような面が見られ、それはこのEPでも継続されています。((この辺りに私は個人的に色々思うことがあるのですが、それを書くのはまた別の機会にします(笑)))

本作の魅力は、まずは宗教チックな世界観。ゴリゴリの重低音やシャウト等と共にゴシックな世界観が全面に表現されていて、「こういう音の世界、大好きぃぃぃぃ!」と私、絶叫しました(笑) 中盤の官能的なロック、攻撃的ロックも世界観満載。なんというか、観客を煽って音に乗せるというよりは(もちろんそういう部分もあるけど)、世界観をドバーン!と見せて自分達の世界に引き摺り込むような音楽だと思います。

収録されているバラードも素敵です。感情過多なボーカルさんだと思っているのですが、その魅力が劇的に表現されているなあと感じました。

 

The THIRTEEN 2nd EP「URGE -アージ-」感想 - THE STARRY RIFT

 

第1位 The THIRTEEN・LAMENT -ラメント-

「Urge -アージ-」からさらに世界観を深めつつ、音楽の表現の可能性を高く追及した作品だと感じます。本作も「哀」の世界に回帰しつつも、Sadieとも今までのThe THIRTEENとも違う音楽を提示されたと感じました。

Sadieの時のようにかなりヘヴィーな重低音を使っているのですが、何と言えばいいのか、大人っぽいムード、洗練された雰囲気があるのです。とはいえ、落ち着いたというわけではないです。むしろ攻撃的だし、挑戦的だし。世界観を深め、聴いた人の心を抉る音楽という感じでしょうか。自分達の世界観をドーンと構えている感じがします。

そしてやっぱりバラードが素晴らしいです。でもこのバラード、楽器隊の圧がすごく強いアレンジ・演奏で、バンドによっては観客を積極的に乗せる曲にするのでは?という感じもします。そういうバラードの強靭さも、このバンドらしいなあと思いました。

このEPを聴くにあたり、ファンとしての贔屓目や思い出の蓄積があることは自覚しています。でも、本当に好きな音源なんだもん。

2018年の私的ベスト・オブ・ベストはこれで間違いなし!

 

The THIRTEEN 3rd EP「LAMENT -ラメント-」感想 - THE STARRY RIFT

 

 

そんな感じで、私的ベスト10でした!!

それぞれの音源については個別により詳細な感想記事を書きたいと目論んでいます。(予定は未定ですが……)

twitterの手軽さに押されて昨年はブログが少しなおざりになってしまっていたかと思うので頑張りたいところです。期待はせずに待っていただければ嬉しいです。

 

上に挙げた他にも、RAZORの「紅く散らばる華」とか、cali≠gariの「14」とか、己龍の「輪廻転生」とか(婆娑羅での眞弥さんの罵詈雑言が好きすぎて、「ワシは変態か」と思うくらいリピートしてた(笑))、Soan Project with 手鞠「静廉鳴る共奏、静脈に宛てがう。」のアンプラグド・サウンドもうっとりしちゃうし、Chantyの「Chantyの世界へようこそ2」も好みでした(独特な歌メロが癖になる)。吉田凛音ちゃんの「SEVENTEEN」も好きだったし(この子は十代でこの歌唱センスなの!?)、トニセンの「戸惑いの惑星」の付属CDの素敵さも、Ken☆Tackey「逆転ラバーズ」のアイドル力全開ぶりも大好きでした。

好きなCDばっかり(笑)

 

2019年もどんな素敵な音楽を聴けるのか楽しみです。私の好きなバンドマン様、アイドル様、アーティスト様、関係者様、めっちゃ期待していますのでガンガン音源リリースしてくださいね!!

(お金がなくなっていくけど……笑)

 

【追記】各作品の個別記事ができ次第、リンクを追加していきます。